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手の届かない高所の電球を交換する方法|ウグイス小屋のDIY

DIY
この記事は約5分で読めます。

ウグイス小屋は当初、照明器具は蛍光灯と白熱灯が使われていましたが、消費電力を抑えるために全てをLEDに交換しました。
およそ問題なく交換できたんですが、ただ一つエントランスの吹き抜けにある電球がかなり高い位置にあって、どうやって交換しようか悩んでいました。

高所にある電球を安全確実に交換する方法


斜めになった天井のところにエントランスを照らす電球があるんですが、あの電球までの高さは3m以上。はて、どうやってあの電球を変えれば良いのか?

 
1.8mの脚立に上れば届くかと思ったけど、これでも手が届きません。
壁にハシゴを掛けたとしても、空間の真ん中にある電球には手が届きません・・・
ネットで検索してみると、どうやら高所用の電球を取り替えるための道具もあるみたい。


ランプチェンジャー楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る
これを長い棒に接続します。先端はこんな形になっていて高所にある電球を挟んで取り外し、新しい電球もねじ込むことができます。
類似製品がたくさんあって、最初から長い柄が付いているものもあります。
これを買っても良いんだけど、対応電球サイズというのがあって、今現在ついているボール球のサイズがはっきりしないのと、新たに取り付ける電球は標準タイプのLED電球を用意してあるので、買ってから合わないってことになると困っちゃう。結構なお値段だしね。
ランプチェンジャーの構造はわかったので、代用品を自作できそうな気がします。

ランプチェンジャーを自作しよう!

 
以前、鳥から豆を守るためのカバーを作った時に使ったビールの容器。

これがボール球にちょうど良さそう。カッターで底を切り抜きます。

 
マジックペンで周囲を八分割する線を引きます。
線に沿ってハサミで切ります。

 
どうだろ、これでボール球に合うかな。
長い柄は、障子紙が巻かれていたボール紙の筒を利用します。


信じられないくらいピッタリフィット!
あとは、内側にゴムを貼り付けて電球が滑らないようにすれば完成だけど、その前に一旦実際の電球にあてがってみよう。


あれ? かなり緩い・・・全然ダメだ。ボール球が思ったより小さかった。

ボール球にはORANGINAの1.2Lペットボトルがピッタリ

 
ORANGINA(オランジーナ)1.2Lのペットボトルで再度制作。

 
上手い具合に途中にくびれがあって、電球をしっかり掴んでくれそう。サイズ的にもいいんじゃないかな。さっきと同様にマジックペンで線引き。

 
ハサミでカット。
柄は今回はデッキブラシが使えそう。

 
今回もピッタリフィット!
そして、電球にあてがってみると適度なテンションが掛かって実に良い感じ。

 
ここで登場、ホロ用ゴムバンド楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)。
このゴムバンド、いろんなシーンで大活躍してくれてとても便利なんですよ。

 
ホロ用ゴムバンド活用例
例えばですね、固くなって開かなくなった瓶のフタ。
フタの周囲にこのゴムバンドをくるくる巻いて回せば、あら不思議、簡単に開いてしまうのです!

 
このゴムバンドを7cmくらいの長さにカット。
八分割した下の方に両面テープで貼り付けます。

 
こんな感じですね。
このゴムのおかげで電球が滑らず緩められるはず。

 
柄を付けて、電球にあてがって回してみます。
キュルキュルと電球が緩んでいる感覚があります!


計画通り見事に外れました!

 
外したのは蛍光灯タイプのボール球でした。
これを標準タイプのLED電球に変えます。

 
LED電球を入れてみましたが、ゆるゆるでちょっと不安。
これでもなんとかできるかと、天井まで持ち上げてみましたが、不安定で下手すると電球が落下して破損しそう・・・これは標準電球サイズのランプチェンジャーを再制作した方がいいね。
新しい電球も素直にボール球にしておけば良かったか・・・

電球サイズに合わせてランプチェンジャーを再制作

 
たまたま手元にあった500ml麦茶のペットボトル(西友のオリジナル製品)。これでいってみよう。
まずは上部をカット。

 
ハサミでちょっと切り口を整えて、電球を入れてみるとこれでもまだ緩い感じだけどゴムを貼り付ければちょうど良くなるかな。

 
線を引いて八分割。

 
ゴムバンドを貼り付けます。

 
電球を入れてみると、うーん、ちょっと緩いね。
輪ゴムでこうやって留めたら良さそうだけど、輪ゴムが下がってきちゃってうまく留まらない。

 
例のゴムバンドで緩く縛るってのはどう?
電球をしっかりねじ込むことさえできれば、チェンジャーを引き抜くのは問題無さそうだし。
今回はフローリングワイパーの柄がぴったりフィット(笑)

 
口金にあてがって右に回していくと、キュルキュルとねじ込まれていきます。
おー、すんなり装着完了!


スイッチONでちゃんと点灯します。やった、成功です!


今回制作したランプチェンジャー、次回使うのはだいぶ先だと思うけどそれまで大事に保管しておきます。
皆さんも手の届かない高さの電球交換に困っていたら、ぜひ自作してみてくださいね。

 
ウグイス小屋の和室の古い蛍光灯照明はLEDに交換し、ダイニングの白熱球もLED電球に変えました。トイレや洗面所、お風呂場の白熱球も全てLEDに交換。

これでだいぶ消費電力が抑えられて、しかも前より明るくなりました。めでたし、めでたし。

本年もお世話になりました。

2021年も残すところあとわずかとなり、ブログ更新は今日が最後となります。
最後がずいぶんと生活感のある記事になってしまいましたが(笑)、年末で大掃除をしている方が電球交換をするなんていう機会もあるかもしれませんね。

本年もたくさんの方が訪れてくださり、ありがとうございました。
いつも読んでいただいている常連さんはもちろん、たまたま検索からお越しいただいた方も、私のブログが何かお役に立っていれば嬉しく思います。

新年もよろしくお願いいたします。皆さん、良い年をお迎えください。

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コメント

  1. こんばんは
    元々が、白熱電球が多い家だったんですね。
    それにしても、全LED化とは思い切りましたね。
    我家の母屋も、吹き抜けの照明が電球ペンダントだったので大変で、最終的に2連梯子を買いました。
    今回の裸電球の交換器具は上手く考えましたね、ナカナカのもんです。

    • マンボウさん、こんばんは。
      そうですね、なんと言っても築30年以上経っていて、貸しコテージのような形態で使われていたので、照明に関しては点きさえすれば問題ないというスタンスだったんだと思います。
      どうせやるなら全部やった方が節電効果も高いだろうと、一気に全部取り替えました。LED電球もだいぶ安くなりましたし。
      今回は、代用品工作で上手くいきました (^_^)

  2. 我が家は狭いマンションなので、脚立どころか椅子が一脚あれば全部の電球交換が可能ですが、この方法は秀逸ですね。^^
    市販品を参考に手元の材料だけで応用してしまうあたりは、さすがリコプテラさんです。
    今年も大変お世話になりました。
    2022年もまた、変わらず宜しくお願いいたします。

    • kuniさん、こんばんは。
      照明器具は手の届く高さにあるのが一番です。吹き抜けのような所にある照明器具はメンテナンス性が悪いので厄介です。
      いつも成功の確証なしにいろいろ始めて頓挫することが多いんですが、今回はほぼ頭の中で想像した通りに上手くいったので、年の終わりに縁起が良いです。

      こちらこそ、お世話になりました。
      新年もよろしくお願いいたします (^_^)

  3. 高所の電球替えの道具があるなんて知りませんでした‼️  しかし、道具を買わなくても 工夫で何とでもなるんですね         今年度のブログ更新が最後みたいですね。 今年一年お世話になりました。良いお年をお迎え下さい。

    • Kさん、こんばんは。
      私も検索してみて始めて専用道具があることを知りました。が、これが結構なお値段なんですよ。
      簡単な構造なので、試しにペットボトルで作り始めてみたら、運良く想定通りに出来上がって役を果たしてくれました。

      こちらこそ、お世話になりました。Kさんも良い年をお迎えください (^_^)

  4. 来年もよろしくお願いいたします。

    良い年をお迎えください。

    • 半漁人さん、こんばんは。
      本年は当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
      岩手県は一度訪れたことがあり、とても好きな場所なのでまたいつか訪れたいと思っています。
      半漁人さんも良い年をお迎えください。
      新年もよろしくお願いいたします (^_^)