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万が一に備えよう|コーカーズ BOA M2 レースキット

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この記事は約7分で読めます。

昨年の夏に購入して、渓流釣行では頼れる相棒になっているコーカーズのウェーディングブーツ デビルズキャニオン。かなり酷使していますが、今のところ全く問題なく活躍してくれています。これはかなりお気に入りです。

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このブーツはいくつかの特筆すべき特徴を持っていて、その中でもソールが簡単に付け替えできるOmniTrax3.0と並んでとても快適なのが、BOA lacing systemです(詳しくはこちら)。

ダイヤルをくるくる回すだけでワイヤーが締まって、しっかりと足にフィットします。脱ぐときは、ダイヤルをカチッと前方に引っぱるだけでワイヤーが緩みます。
実に便利なこのシステムなんですが、万が一渓流でワイヤーが切れたりダイヤルが破損したりすると完全にお手上げです。その点シューレースタイプの方がなんとか対処はできますね。それ以前にシューレースは劣化状態が確認しやすいので、切れる前に交換できるし。

万が一の時のために、コーカーズ BOA M2 レースキットを購入。

転ばぬ先の杖、ということで、前から買っておかなきゃと思っていたコーカーズ BOA M2 レースキットを購入しました。


BOA M2 LACE KIT〔ボア M2 レースキット〕楽天で見る
楽天では取り扱い店が少なく、アマゾンでは見当たりませんね。
コーカーズのウェーディングシューズは日本ではC&Fデザインが販売元になっています。取り扱い店についてはこちら


中身は、BOAダイヤルノブ、ワイヤー、ギア、ドライバーそれから説明書です。
ドライバーはウェーディングブーツ自体にも付属したものと同じです。


説明書は英語で、というか文字がほとんどなく図解だけです。
でもわかりやすく順を追って説明されているので、問題なく交換できると思います。

説明書と中身が一致しないけど・・・


この説明書を見てたら一つ疑問が。
説明書の一番最初に載っている同梱品の赤矢印のパーツが入っていないんですよ。
あれ、まさかメーカーのミスで入れ忘れたの?


C&Fサイトの商品説明でも、ちゃんと写真に写ってるよね。だけど、入手したものには入っていないよ。

C&Fに電話して聞いてみることにしました。
すると、メーカーの説明書とC&Fに掲載の写真の方が間違っていて、製品自体に間違いはないそうです。
なんだか釈然としないけど、とにかくこの形で売っているものらしい。

これ、ワイヤーと壊れる可能性のあるパーツをセットにして売っている物だと思うんだけど、当初は赤矢印のパーツも同梱だったんじゃないの。
それが壊れる可能性のないパーツだということになったのか、その他なんらかの理由により同梱されなくなったということでは。
本来ならそれに合わせて説明書も作りかえなきゃなんだけど、なぜか説明書は前のものを使っていると、まぁ、そんな感じなのだろうか。
日本メーカーならあり得ないと思うけど、アメリカのメーカーだとあっても不思議じゃない気もする(笑)

ちなみに、アメリカのKorkersサイトを見てみると、このパーツを省いた状態の写真がちゃんと載っているので、説明書と中身が一致していない状態の在庫が日本には(C&Fには)まだ残っているということなんだろう。
ともかく間違いじゃないことがわかって良かった。

BOAレーシングシステムを採用しているメーカーは他にもある。

とても便利で優秀なBOAレーシングシステムですが、これはKorkersの他にも採用しているメーカーがあるんです。ウェーディングシューズではSIMMS
モンベルのトレッキングシューズにも採用されているものがあるし、ウインタースポーツをやらないので詳しくないけど、スキーやスノボのシューズでも使われているらしいですね。

SIMMSではKorkersと同じようなキットが売られています。
あれ? モンベルのサイトを見ていたら、ワイヤーだけ売ってる!
これいいじゃん!(こちら
太さが0.81mm、0.85mm、1.0mmと三種類ある。
Korkerのワイヤーの太さをデジタルノギス楽天で見るアマゾンで見る)で計ってみよう。
デジタルノギスって結構使い道ありますよ。


0.81mm。
ワイヤは弾力があるから、優しく計れば0.82とか0.83だしもっと締め付ければ0.80って感じだけど。

0.81でいいんじゃないの。
長さが70 / 75 / 80 / 85 / 90cmとなっているけど、一番長い90cmで足りるかどうか。0.85mmのものなら、60 / 70 / 76 / 82 / 86 / 98 / 103 / 108 / 113 / 118 / 120 / 125cmと妙に細かいラインナップ。こちらなら問題なくピッタリのが見つかると思うけど・・・そもそも0.81と0.85って0.04mmの差しかないけど、こんな微妙な設定が必要なんだろうか。
ともかく、一度シューズにセットされているワイヤーを外して長さを計ってみよう。
それに、取り替え手順も一度やってみておけば、渓流で交換する事態になっても慌てないし。

 
ちなみに、レースキットに入っているワイヤーを計ってみると、110cm。
説明書を見ると、ダメになったワイヤーをシューズから外して、長さを合わせてカットしろと書いてある。カットするのは良いとしても、先端をハンダ処理してまとめないと。それってシロウトでもうまくできるかな。
購入したキットにはワイヤーが1本しか付属してないから、モンベルのを1本買っておこうかな。

BOAシステムにはライフタイム保証制度というのがあった!

そんなことを考えていたら、そう言えばBOAシステム自体は別の会社で作ってるわけでしょ。その大元でワイヤーとか売ってるんじゃないの、もしかしたら。

調べてみたら、Boaライフタイム保証制度なるものがあるじゃないの。

Boa®ライフタイム保証制度ご利用条件
Boaテクノロジーは、製品が安全に使用されている期間【製品寿命】において、Boaクロージャーシステムのリール及びワイヤーレースを保証します。下記のご利用条件をご確認の上、保証パーツをお申込ください。

全文を読むと、シューズが使えている間であればBoAシステム自体は無償交換してくれるということらしい!
え!?なんなのその素晴らしい制度(°0°)
コーカーズの保証書にはそんなこと書いてなかったよ。
ただし、これは壊れた場合の交換のみに適用です。

Boaライフタイム保証制度は、故障・破損にのみ適用となります。予備としてパーツをご希望の方は、スペアパーツストアをご利用ください。

この一文が示す通り、今回のように予備としてパーツを手元に置いておきたい場合は、有料で購入することになります。だから今回のパーツ購入は間違ってはいなかったけど・・・
予備パーツは直接Boaスペアパーツストアからも買えますね。
M2パーツキットは1,200円なんだけど、送料が全国共通で700円、結局店経由の方が100円安い。ワイヤーとドライバーだけのセットもあるけど、なぜかそちらも値段変わらず1,200円。

でもこの保証システムは凄いよ。
このシステムを活用すれば無償で交換パーツを送ってもらえるんですよ、送料も無料で。なんと素晴らしいシステム!
この保証システムを利用するには、こちらから該当のダイヤルを選んで(私の場合はM2)クリックすると、対応するパーツが表示されるのでそれを選んでブランド、モデル名、購入年などと破損箇所の写真を添付して送信するだけです。3、4日で送料も含めて完全無料でパーツが届きます。

素晴らしい保証システムだけど、現地でワイヤーが切れた時にはやはり予備が必要になるので、結局一つは今回買ったキットが必要になっちゃうな。なんか「卵が先かニワトリが先か」みたいな話になってきてない?(笑)
モンベルのトレッキングシューズのように、緊急用にシューレースで対応できるシステムになっていると、この保証システムが最大限有効に機能するんだけどなぁ。

ともかく、渓流でワイヤーやダイヤルなんかが破損しても対応できる準備だけはしておいた方が良いですね。

コーカーズから画期的なウェーディングブーツが新登場!

ところで、コーカーズから新しいタイプのウェーディングブーツが発売になりました。デビルズキャニオンの紹介記事にも追記しましたが、これは画期的な構造をしています。
こちらにも再掲載しておきます。

Newモデル HATCHBACK(ハッチバック)楽天で見るアマゾンで見る)が発売になりました。

 
ソールが付け替えられる構造は同じなんだけど、なんとこのシューズ踵側が開くんです!
そしてワイヤーの締め付けダイヤルも足の後ろ。
これは脱ぎ履きが圧倒的に楽で、快適性と足へのフィット感も格段に良くなっているはず。
今まで誰も思いつかなかった構造。これは凄い!!
デビルズキャニオンがダメになったら、次はこれを買うかも(^_^)

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コメント

  1. ボクも、このパーツは買ってお守りとしています。
    実は前回の70イワナ釣行の際、ソール固定の踵側のフックが外れました。
    一応、押し込んだら今のところは止まっていますが、メーカー修理が可能なのか調べてみないといけません。
    不可ならエポキシでガッツリ固めてやろうかと思っていますが。

    • kuniさん、こんばんは。
      いつだったかkuniさんが交換用パーツを購入しているのを見て、買っておかなきゃと思っていたんです(^_^)
      踵のフックがいっちゃいましたか。そこは私としては想定外の場所です。
      修理可能なのか結果が気になります。
      私はソールの付け替えを頻繁にやってるので、底のはめ込み部分がいつまで保つのか、検証中です。