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一日だけの山籠もり|木曽川水系 フライフィッシング

ソロキャンプフライフィッシング
この記事は約16分で読めます。

4月末、あんまり外出しちゃいけないらしいので、一日山に籠もることにしました。

4月末のブルーシート泊|木曽川水系 翡翠の川

※翡翠の川というのは私が勝手に付けた名前で、実在する川の名前ではありません。


早起きして川に到着。初めての川です。
ここから川を遡って行きます。

 
バックパックサイドには、先日紹介したフライロッド ユーフレックス インファンテ773-6 NSFと、おや? なんだか見かけないベイトロッドが・・・
これ、新たに入手しました(笑)
Fishman ビームス ブランシエラ 3.9UL リミテッド楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)です。
実はずっと前に予約注文してあって2月入荷予定だったんですが、新型コロナウイルスの影響で製造が遅れて4月中旬にやっと納品になったんです。

いったい何本渓流ベイトフィネスロッドを買えば気が済むの?
確かに渓流ベイトフィネスを初めてまだ1年なのに、すでにロッドが4本。
頭がおかしいとしか思えない(笑)

このロッドのレビューはまた改めて書きますが、使ってみるとこれこそが間違いなく私が渓流用に求めていたロッド!
テレスコピック(振り出し竿)のXpan 4.3LTSは、超源流釣行で必要になる場合があるので残しておきますが、ブランシエラ 5.2ULBST-EXS43ULは誰かに譲っちゃうかも。
いや、この2本も良いロッドなんだけど、使わないものを眠らせておくのはもったいないから。

お気に入りのNewロッドで最初のアマゴを


キャスティングを開始してから間もなく、緩やかな瀬の流心でヒット。


とりあえず、このロッドで初のアマゴ。チビちゃんだけど(笑)
今日は試し振り程度のつもりなので、この1尾で満足ですが、キャスティング練習を兼ねてもう少し釣り上ります。


エメラルドグリーンの綺麗な水!

 
要所要所でルアーを追いかけてくる魚が見えますが、喰うまでには至らず。
魚が釣れる釣れないよりも、とにかくこのロッドのフィーリングが最高!


一泊なのでそれほど荷物が重いわけではないけど、大岩が多いので遡行にはそこそこ体力を使います。

ロングティペットリーダーの長所と短所

 
フライロッドに持ち替えます。
ユーフレックス インファンテ773-6 NSFオービス バテンキルクリックII
ロングリーダー用のロッドなので、とりあえずリーダー15ft6xに6xティペットを3ft継ぎ足して合計18ftのシステムでやってみます。
結ぶのはいつものアダムスパラシュート#14。

ティペットが長いと今までの感覚でアワセても、フライまで力が伝わりません。
ロッドを握った手を後ろに平行移動させるような感じで、大アワセする必要があります
渋谷直人さんが実釣している動画を初めて見た時に、その大アワセぶりにびっくりしました。
21ftとかなると確かにそのくらいロッドを動かさないとアワセが利かないってことだけど。
手首を返すようにして素早く合わせると、アワセ切れを起こす可能性が大なので要注意だし、基本的に7xティペットは使わない方が良いかも。

ピチャピチャ、小さめのが出ては来るんだけど、ちゃんとフライをくわえていないのか、それともロングティペットで遅アワセになっているのか、全然フッキングしません。


深い流心の脇の流れが緩んだ場所で、ピチャッと出ました。


ようやく一尾キャッチ。
小さいけど、綺麗なアマゴですね。


今日は川岸でブルーシート泊の予定なので、適地を探しながら遡行します。
対岸のあの砂利の場所は良さそうだなぁ。
でも、もうちょっと上の方で泊まりたいのでスルー。
ブルーシート泊は真夏しかやったことないので、4月末の気温に耐えられるのか、それがものすーごく不安(笑)


落ち込みの肩に小さい魚が何尾か見えます。
少し上流にフライを落として、ドラグフリーでふわふわと流してくればまず間違いなく喰ってくるはず・・・フライが魚に近づくと予定通り魚が浮上。がしかし、フライ直前でぷいっとそっぽを向いて元の場所に。
チビアマゴみたいだけど、なんだか相当スレている感じ。
何度か流してその度にフライを認識して動きはするんだけど、そのうちにフライを避けるように泳いでいるラインを変えるようになっちゃったので、諦めて上へ。

その後もピチャピチャ小さいのが出ては来るんだけど、なかなかフッキングせず・・・

 
ここで、またおチビさんをキャッチ。


このくらい開けた川なら、リーダー+ティペットで18ftならなんとか取り回しできそう。
あとは、ティペットを逆V字形にコントロールした上でのピンポイントキャストとアワセの練習をしなくちゃ。
その辺りはまた、別記事で詳しく書きます。

それにしても、この川の水、ほんとに綺麗でしょー。
これほどのクリアウォーターなのが、魚がスレている要因の一つでもあるんだけど。

 
その後も、小さいアマゴを何尾かキャッチしましたが、バックパックを背負って慣れないロングリーダーティペットを投げるのは結構疲れます。
バックパックを降ろして、お昼休憩にします。

 
今日はうちで作って持ってきた五目ご飯のおにぎりで簡単に済ませます。
なんだか疲れたので、食後の紅茶を飲みながら川の流れを眺めつつ、しばし休憩。

午後は状況良くなってくるのかと思ったけど、午前中と変わらずチビアマゴが神経質にフライをつつくのみ。


ここでもアダムスパラシュートに小さな魚が2回ピチャッピチャッと出るけど、しっかり喰っていない感じ。今日はこんなんばっかり。
フライをコンパラダンCDC+#14に替えてみます。
今度は上流側からフライに向かってゆっくり魚が浮上。パーマークがはっきり見える。
そして、鼻先だけ出してフライをぱくり。
よし!


口の皮一枚でギリギリフッキングしてました。
あぶない、あぶない。


やっとまともなサイズが釣れたー。
きれいなアマゴです。
パラシュートフライにスレている状況で、コンパラダンCDC+コカゲロウフローティングニンフなどの半沈フライに替えたら素直に喰ってくることは結構ありますね。

 

 
それからもこんなポイントからチビアマゴをキャッチ。
この川のこの辺りはアマゴしかいない模様。しかも小さいのが多い。

ロングティペットの功罪

ロングティペットの釣りをやってみると、確かにドラグフリーで流せる時間はかなり長いのを実感します。
ドラグフリーの時間を長く稼げれば魚が出てくる確率はアップします。実際に魚が良く出てきます。
問題はそこから。ロングティペットだと慣れないとアワセが難しくなります。
その辺りのバランスですね。
今回はそもそもちゃんとフライをくわえないチビが多かった気もするし、まだ自分にぴったりのリーダー+ティペットの長さもテスト段階なので、もう少し試行錯誤してみます。

フライを魚に長く見せない釣り方もある。

ロングティペットリーダーはフライをできるだけ自然に長く魚に見せる釣り方だけど、逆にフライを魚に長く見せない釣り方もあるわけで。
それがテンカラだと思うんですよね。テンカラにもいろんな釣り方があるけど、テーパーラインを使った『叩き釣り』と言われる釣り方は正にそういう釣り方。毛鉤を打ち込んで1、2、3くらいでピックアップ、そしてまた打ち込む。
レベルラインで浮く毛鉤を流す釣りはテンカラというよりも、あれはフライフィッシングだと思うんですよね。
どっちが良いとか悪いとかいう話ではないですよ。
釣りにはいろんな方法論や釣り方があって、それぞれ理にかなっていて、面白いって話です。

本日のメインイベント、それはブルーシートで渓流に泊まること。

そろそろ本日の寝床を探さなくちゃ。
初めての川だから早めに見つけておかないと不安。それに、やっぱり日が暮れると急速に寒くなってきそうな雰囲気。ブルーシートだけで大丈夫かね、ほんとに。


ここはいけるんじゃないの?
赤矢印のところにある三つの石がどかせれば良いんだけどなぁ。

 
手を掛けてみたら意外と簡単に動くじゃん。
あとは、手頃な流木を使って整地。


いいじゃん、いいじゃん。なんとかここに泊まれそう。
ささっとブルーシートを設営しよう。

 
直径2cmくらいの流木を10cmの長さで4本切り出します。
そして、荷造りビニールひもを使ってブルーシートのハトメに結びつけます。

 
そして大きめの石を載せて固定。
当初はいつもの片屋根型に張ろうと思ったんだけど、予定変更して少しでも防寒性能のある形に変えます。
細い流木をあと4本切り出し反対側も固定。

 
そして真ん中のハトメ穴に2mmの張り綱を通して(ここは荷造りひもでは強度不足)両側から持ち上げれば簡易シェルターになるんじゃないかと思って。
だけど実際にやってみると、ハトメが滑ってシートが中央に寄ってきちゃって、ピンと張れない。

 
ハトメのところで縛って固定してから張れば良いか。
張り綱は近くの木に固定。

ブルーシートシェルターがなんとか完成!


お、いい感じかも、ブルーシートシェルター。


少し離れたところから全体像を見るとこんな感じ。
写真の奥側には大岩があって風をかなり防御してくれそう。


グラウンドシートの上にエアマット、そしてシュラフシュラフカバー
ヤバい、エアピロー(枕)を忘れちゃった。
まぁいいか、足元に雨具なんかを置いて対応するようにしよう。
狭いけど片屋根式より温かそうでしょ。
だけど、朝にかけての最低気温が何度になるのか、それが問題だ。
このシュラフ、モンベル アルパイン ダウンハガー650 #5は、コンフォート温度10℃、リミット温度6℃に設定されています。

コンフォート温度:一般的に代謝が低く寒さに対する耐性が低い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることなく睡眠ができるとされる温度です。

リミット温度:一般的に代謝が高く寒さに対する耐性が高い人が、寝袋の中で丸まった状態で寒さを感じることなく睡眠ができるとされる温度です。

リミット温度より低い温度域では低体温症を引き起こす恐れが高まり、場合によっては死に至る恐れがあるため非常に危険です。
・・・モンベルサイトより

やばいね、これ。
6℃より低いと思うんだよね、この辺りの朝方の気温は。
まぁシュラフカバーがあることだし、ともかく今日はここに泊まるよ。

失敗しない焚き火の方法


ピコグリル398を設置して、薪拾い。
極細かいものから太い物まで仕分けしておきます。太い物も例のノコギリを使えばサクサク切れるので簡単。
焚き火は、こうやって細かい焚き付けから徐々に太さの違う薪をちゃんと集められるかどうかで、成否が分かれます。


寝床と焚き火の準備ができたところで、少しだけ時間があるので渓流ベイトフィネスタックルでキャスティング練習を兼ねて少しだけ釣り上ります。

 
AR-Sを投げると追ってくる魚は何尾か見えました。


ここで、アマゴがヒットしましたが痛恨のバラシ。
結局1尾も追加することなく、肌寒くなってきたのでそそくさとキャンプ村へ帰還。

 
途中に良く乾いた流木があったので、持って帰ることに。
皮が剥けて白っぽく乾いた流木は良く燃えます。


キャンプ村に帰ってきました。すでに結構肌寒いです (>_<)

 
テーブルにする石にコンパクトランタンを設置して、足元もクロックスに履き替えます。

 
マイクロマックスU.L.を設置。
あ、そうそう例の赤い脚の代わりに緑色の足楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)を買いました。
使ってみたら、これの方が良さそうなので、これについてもまた改めて詳しく書きます。

 
いつも通り、15cmくらいに切った麻紐をほぐしてピコグリルの上に置きその上に極細の枝を乗せてから、SOTOガストーチ楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)で着火。

 
極細の枝に火が移ったら、次の太さの薪の束を向きを揃えて重ねてどさっと置きます。
最初煙がもくもく出ますが、すぐに火が大きくなります。
そして、次の太さの薪の束も同様に。


焚き火を大きくしていく時は、一本ずつ薪を追加していくイメージがあるかもしれませんが、薪の束を向きを揃えてどさっと重ねるのがポイントです。
極細の枝から徐々に太さを変えて薪を用意すれば、ある程度湿った薪でもこの方法で安定した焚き火ができます。

河原の石の上で焚き火をするのに比べてピコグリルは風通しが良いので、火付きも良いし良く燃えます。

寒い時には、ショウガ+ニンニク+唐辛子の最強トリオ。

 
焚き火だけでも調理できるけど、マイクロマックスにアルパインクッカー16を乗せてお湯を沸かします。アルパインクッカー16は今まで焚き火で使っていないので、外側をきれいなままにしておこうと思って (^_^;)
持参したエビに片栗粉をまぶします。

 
三層鋼フライパンを焚き火にかけてサラダ油を引き、ニンニクとショウガのみじん切り、豆板醤を入れて香りが出るまで炒めます。
鍋のお湯が沸いたら、キャベツとニンジン、スープの素を入れて煮込みます。

 
エビを投入。今日は合わせ調味料を作ってミニタッパーに入れて持ってきています。
念のためビニール袋でカバーしてきましたが、全く漏れたりしませんでした。
これをじゃーっと投入。

 
良い感じ。
鍋の方には餃子を入れて、少し煮ます。この餃子はスープ餃子として売られているチルドタイプのものです。

 
刻んだネギをどっさり入れてさらに炒めます。
本当はここで水溶き片栗粉でとろみを付けるところですが、エビに絡めた片栗粉だけで丁度良い状態になったので出来上がり!


できましたー! 本日の渓流晩ご飯
・エビチリ
・スープ餃子(〆にうどんを追加)
・日本酒


今日は黄桜の純米大吟醸ってやつをちびちび呑んでます。
甘口で口当たりが良いです。
エビチリが冷めてきたらまた焚き火に掛けて、ゆっくり食べます。エビチリはちょっと豆板醤を入れすぎて、ひぃーひぃー言いながら食べましたが(笑)、そのおかげで体がポカポカ。

4月初旬の車中泊の時は、小雨が降っていたせいもあるけどご飯を食べている間も足の爪先が冷たかったけど、今日は全然違います。

 
スープ餃子には最後にうどんを入れて、今日も満腹。
寒くなってきたのでとにかくお腹いっぱいの状態で寝ないとね。

このまま朝まで快適に眠れるのでしょうか。


見上げると空には月が出ていて雨の心配はないようです。


川べりの焚き火は燃やしたまま、少し離れたブルーシートシェルターで眠ることにします。


今日は例のクラッシャブルランタンシェードを使ってヘッドライトをランタンにしてみました。ランタンとして十分使えますね。
コンパクトランタンでも結構な重量があるので、軽量化最優先の場合はやはりレッドレンザーのヘッドライト2個持ちが一番良いかも。

さて、このシェルターですが中で座ることもできないほどの高さしかないので、這いつくばるようにして中に入ってなんとか寝袋に潜り込みます。
ブルーシートに引っかかると固定してある石がずれてゆるゆるになっちゃうので、出入りに気を遣います。
今回は防寒優先でそれなりの効果はあると思うけど、快適性を考えてこの形に張るなら倍の大きさ(2.7×3.6m)のブルーシートを使うべき。
でも、そうなると超軽量なツエルトを持参した方が良いと思うし・・・諸々検討中。

ブルーシートシェルターとシュラフカバーの防寒性能

午後8時半現在の気温、8℃。リミット温度まであと2℃しか余裕がないけど大丈夫?
ただ、薄っぺらくてなんとも頼りなく見えるシュラフカバーが意外と防寒性能がある気もする。
シュラフに潜り込むと、ポカポカ温かいです。
爪先まで温かいのは辛口エビチリの効果が出てますね。ショウガとニンニクと豆板醤(唐辛子)、この最強トリオが入っているエビチリは最強の防寒料理ですね!
冬キャンプの時は、今日より防寒性能の高いシュラフだったにも関わらず外気温−2℃で背中から冷気がやってきてほんとに寒かったけど、それとはえらい違い。今日は背中側は全然寒くない。

このブルーシートシェルターは出入りに難があるので、このまま朝まで出入りする必要なく眠っていられますように、とぬくぬくのシュラフの中で思いながら、すぐに眠りにつきました。

夜中1時頃に一度目が覚めたけど、その時も寒さは感じず、もう一度2時半頃目覚めた時はさすがに少し寒いなという感じでしたが、丸まってなんとかそのまま眠ることに。
これ、でも、このまま日の出に掛けてどんどん気温が下がったら、低体温になって眠ったまま死んじゃうってことないよね?
だけどまぁ、氷点下になるってことはないだろうから、死ぬことはないよ、いくらなんでも。
やや不安になりつつも、そのまま丸まって眠りました。

 
次に目覚めた時には、ブルーシート越しにも外が明るくなってきているのがわかりました。
時計を見ると午前4時を回ったところ。
身を起こして入り口から外を見ると、空はもうかなり明るいです。


ブルーシートシェルターは朝になっても全く異常なしでした。このスタイルなら例えかなり雨が降ったとしても相当防御力は高いと思う。
ただ、出入りに難ありなのでやはりもっと高さが必要。

う〜、外はさすがに寒いけど気温はどのくらい?

 
外にぶら下げた温度計を見ると、なんと1℃!。寒いわけだ。
リミット温度をはるかに下回ってるじゃん(苦笑)
さすがに朝方は丸まっていても寒さを感じたけど、なんとかやり過ごせて良かった。
間違ってハンモックで泊まろうなんて思ってしまったら、かなりヤバかったに違いない。

朝ご飯はやっぱり和食がいいね!

夜明けの寒さを持ちこたえたところで、早速火を熾すために極細の小枝を再度集めます。

 
最後に投入した太い薪は途中で消えちゃったみたい。
何度も書きますが、焚き火は細い小枝をいかに丁寧に準備するかが重要。

 
今朝は麻紐じゃなくてガムテープを火口にしてみます。
ガムテープの方が麻紐より火持ちや良いです。
ガムテープを15cmくらい切り、くちゃくちゃにしてから上に極細の小枝を向きを揃えて載せたら着火。

 
徐々に太い薪の束を乗せていきます。

 
塩鮭(紅鮭)を焚き火で焼きます。
マイクロマックスU.L.とアルパインクッカー16でお湯を沸かします。

 
このニラ、昨晩うどんに入れるつもりだったけど忘れちゃった。
これはおひたしで食べよう。
そして、今朝はお湯を注ぐだけの手抜き料理なので簡単。
アルファ米の『海鮮おこわ』とフリーズドライの『なすの味噌汁』。

 
海鮮おこわは熱湯を注いでから出来上がるのに15分かかるので、その間にブルーシートシェルターとシュラフなどを片付けます。
砂地をサイトにすると、寝ている間に砂地からの水分で細かい砂がグラウンドシートの底にくっつくのが難点。しばらく日に当てて乾かすことにします。


昨晩の寝床も自然な感じに戻しておきます。


そうこうしているうちにご飯ができたので、山のうつわに盛り付けたらできあがり!
本日の渓流朝メシ
・海鮮おこわ(アルファ米)
・ナスの味噌汁(フリーズドライ)
・焼き鮭(紅鮭)
・ニラのおひたし

アルファ食品のアルファ米シリーズは、お湯を入れてかき混ぜて15分待つだけでとても美味しいです。水でも1時間待てば出来上がるし、5年という長期保存もできるので非常用食料そして備蓄しておくのにもおすすめ。
この海鮮おこわ、すごく美味いんだけど生産終了になったみたいで、今現在のおすすめは『五目ご飯』と『山菜おこわ』です。
焼き鮭は紅鮭なので文句なく美味いし、やはり朝の味噌汁はほっとしますね。


まだ気温が低いので太い薪を追加して、温まります。

早朝の寒さには耐えたのに、まさかの惨劇!!!

食器を片付けようと立ち上がろうとした時に、悲劇が起きます。
今まで調子良く使っていたコンパクトデジカメ オリンパスTG-4を腰ベルトのホルダーに差し込んだつもりが、浅く入っていたようで立ち上がると同時に落下。
なんか、パキッと嫌な音がしたような・・・


がーん!!!
打ち所が悪かったようで、背面のプロテクトガラスが割れました (T-T)
このカメラは腰の辺りから落としても大丈夫な耐衝撃性を持っていますが、尖った石に背面のガラスや前面のレンズが直撃すればさすがに無事ではありません。
それだけならまだしも・・・


運が悪いことに、その衝撃は保護ガラスを突き抜けて液晶まで割れちゃってます (>_<)
おかげで、液晶モニタの半分くらいに縦線が入ってよく見えない状態。
これはいけません。

帰ってきてから調べてみると、保護ガラスおよび液晶モニタの修理を依頼するとなると、12,000 ~ 26,000 円かかるらしい。
12,000円ならまぁ直してもいいけど、26,000円となると別のアウトドア仕様のカメラが買えちゃうよね。
うーん、とりあえずこのヒビが入った状態でも水中写真を撮らない限りは、撮影はできるのでもうしばらく検討します。

アスナロの木が守ってくれた。

くよくよ悩んでも仕方ないので、焚き火後をきれいに片付けて(と言っても、ピコグリルを使えば地面はほとんど元のまま)帰り支度をします。


昨晩張り綱を結びつけたこの木。


葉の表面。


葉の裏面。
この特徴的な葉っぱはアスナロですね。
(※似ているヒノキやサワラについては、こちらをご覧下さい。)
防風の機能を有する樹種(防風樹)として知られているらしく、昨晩もこの木が風からブルーシートシェルターを守ってくれたのかも。ありがとうございます。

 
林道はすぐそこにあるけど、川を対岸に徒渉しなければいけないので、ウェーダーウェーディングシューズをしっかり履いて、まとめた荷物を背負って川を渡ります。


さようなら、キャンプ村。
黄色矢印のところが、焚き火をしていた場所。赤矢印のところが、ブルーシートシェルターを張った場所。


今回は釣りというよりも、キャンプがメインになっちゃったね(笑)
4月末に初めて渓流泊をしてみて、気温1℃までならなんとかこの装備で渓流に泊まれるということがわかったのは良かった。
次はどの川にどんなスタイルで泊まりに行こうかな、と頭を巡らせつつ早朝の林道をジムニーの元へと歩いたのでした。

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コメント

  1. ブランシエラリミテッド、いいですよね!!
    私も「これぞもとめていたロッド!」です。
    すべてにおいて褒めたいけど、唯一レングスが
    短すぎで、せめてあと2インチ(5cm)欲しい
    ところです。XPANは4.3ftですけど、ブランシエラ
    リミテッドと並べてみるとブランクス部分は
    ほとんど一緒なんですよね。

    てことで、私はXpanを売却しました。
    ブランシエラ5.2ULは気に入っているのでこちらは
    売りませんが、先日の釣行で使用した際は水面を
    たたく、たたく(笑)バックラも頻発しました。
    長さがだいぶ違うのできちんと意識しないと間違ったら
    ロッド破損につながってしまいますから気を付けます。

  2. ブランシエラ3.9ULいいですよね!
    私も大変気に入っています。
    キャスト、トゥイッチ、アワセ、かけてからの曲がり、すべて
    理想のロッドです。とても気にっています。

    xpanの4.3ftとブランシエラリミテッドの3.9ft
    ご存じと思いますがリールから先のブランクス部分の
    長さがさほど変わらないんですよね。Xpanはリールシート
    より下のグリップが長いですからね。仕舞もほとんど
    変わらないことから私はXpanを売却してブランシエラリミテッド
    で散財した分に補填しました(笑)しばらくは両ブランシエラで
    の釣行となりそうです。
    ちなみに、先日ブランシエラ5.2を使用した際、水面をたたく、たたく(笑)
    バックラしまくりでした。レングスがだいぶ違うので
    フリップやアンダーでキャストする際は毎回注意必要です。

    • すみません、コメント後すぐに反映されなくて
      同じような内容で再度コメント入れてしまいました。

      • muraさん、おはようございます。
        すみません、コメントは承認制になっているので私がスマホで承認ボタンを押さないとすぐには反映されないんですよ (^_^;)
        ただ、一度メールアドレスを入れて投稿してもらって、次からも同じメールアドレスが入力されていれば投稿が自動承認されます (^_^)
        ともかく、こちらにまとめて返信させてもらいますね。

        ブランシエラ3.9ULリミテッドは、控えめに言っても最高のロッドですよね!!
        3.9ftなので「Xpanよりもさらに短いのか」と思っていたんですが、おっしゃる通りでXpanは長いグリップエンドも含めて4.3ftなので、握った位置か竿先までの長さは一緒なんですよね。私が行く渓流の規模だとこの長さがベストです。
        5.2ULは私もかなりフィーリングが気に入っていて、本流用には良いかなと思っていますが手元に置いておくか悩み中です。
        スピニングロッドだと5.2ftでも十分短いんですが、ベイトとなると気をつけないと水面叩きますよね(笑)
        私も使わない釣具は売って、散財補填しなくちゃ。

        お互い、3.9ULリミテッドのおかげでますます渓流が楽しくなりそうですね (^_^)

  3. 山奥でブルシート泊とは、流石ですね!(自分はソロでは怖くてできないですね(^^;)

    自分も最近、渓流ベイトフィシィングに行ってきました。
    8cm位のミノーやリップレスルアーを使っていたので、フィネスでは無いですけど…。
    あと、以前リコプテラさんが言ってました岩魚のアクアパッツァをやってみました。
    野性味を出したかったので、行者ニンニクをぶち込んでみましたが、なかなかのマッチングで美味しかったです!(是非お試しを!!)

    • tugazoさん、おはようございます。
      私は本来相当なビビリなので(獣は怖くないですが、お化けが怖いです笑)、当初は本当にビクビクしてましたが、慣れっていうのは恐ろしいものです。
      ちなみに、人間の気配がある人里よりずーっと山奥の人工物が一切ない場所の方が怖くないですよ。これ、本当です (^_^)

      渓流ベイトいいですね!
      フィネスにこだわらなくても、魚の大きさに対して結構大きなルアーでも喰ってきますよね。
      イワナと行者ニンニクアクアパッツァもいいですねー!
      渓流沿いで行者ニンニクが採れる場所が限られるので、いつ実現できるかわかりませんが、チャンスがあれば試してみますね。ありがとうございます (^_^)

  4. 39Limited私も今日(カンツリですが)試してきました!
    良いですね!コレ!!
    早く川で試したいです

    しかし、ブルーシート泊は勇気要りますね~
    やっぱ焚き火は野生動物の防御には必須なんでしょうか???

    • Keymanさん、おはようございます。
      3.9ULリミテッドこそが、渓流ベイトフィネスに私が求めていたスペック、フィーリングのロッドです。凄ーく控えめに言っても、最高のロッドです!!!
      とにかく早く使ってみたくなりますよね、管釣りでもなんでも。

      私は本来ビビリなので、最初はテントでもビクビクしてましたが、外の様子がわからないテントより周囲がいつでも確認できるブルーシートの方が意外と怖くないですよ。
      焚き火は動物除けの効果はあるとは思いますが、寝ている間に消えちゃうし、まぁ、雰囲気ものです(笑)
      何より、私が恐れているのは動物ではなくお化けなので、それに対する効果は0です(笑)

  5. >あんまり外出しちゃいけないらしいので、一日山に籠もることにしました。
    これ、とっても大切。(笑)

    ブルーシートシェルターは、これがもし違う色ならこういう製品かもって思っちゃうかも。
    ハトメのところの結び目は一旦二つ折りにした張り綱を穴から出して、枝でも挟んでやればいけそうな気もしますね。
    いや、結ぶ方が早いか。

    晩飯も朝飯も、ブルーシートで野宿した人が食べている内容とは思えないほどの充実ぶり。

    見事に完全に三密を避けた、最高の休日ですね。

    • kuniさん、こんにちは。
      こちらは緊急事態宣言も解除されて少し穏やかになってきましたが、kuniさんのところはまだまだ大変ですね。
      感染しないように注意しつつも、うまくストレス解消をして下さい。

      そう言えば、ブルーシートの色をした製品ってないですよね(笑)
      確かに枝を挟み込む方法は撤収時も簡単で良いかも。ありがとうございます。
      川でご飯を食べることがメインになりつつ今日この頃です (^_^;)

  6. おはようございます。
    最近、更新が少ないので、コロナ騒ぎで忙しいほうに巻き込まれたのでは心配していました。
    今回の釣行、本当に輝く水とはこれかと言うような綺麗な水で素晴らしい!
    これだけ綺麗と言う事は、貧栄養な水なので、魚たちの栄養事情も悪そうですが、いるんですね~、結構な驚きです。
    それに何より、こんな丸見えの水でも偽餌に食いつくんだと感心です。
    これ程の綺麗過ぎる水なら、雨中や雨上がりで少し濁りが入れば、一気に爆釣になりそうですね。

    • マンボウさん、こんにちは。
      ご心配ありがとうございます。多方面で新型コロナウイルスの影響はそれなりにありますが、今のところ生活にそれほど支障は来していません (^_^)

      この川はエメラルドグリーンでほんとうに素晴らしい渓谷です。
      おっしゃる通りで餌は少なそうですが、魚はいました。ただ、魚影は薄いです。
      釣り人もそれなりに入っているようで、透明度の高さと相まってスレているのでなかなか手強いです。
      雨後は活性上がりそうですが、他の似た渓相の川の場合、ちょっとやそっとの雨では全く濁らないんですよねー。この川もそうかも (^_^;)

  7. おはようございます。
    TG-4残念でしたね、丈夫に出来ているとは言っても直接岩ではたまりません、この機種は重量が有りますからね、この川良い渓相ですね、毛ばりの場合、テンカラもそうですが藪で周囲を気にする釣りは面白くないですね、餌釣りだと逆にその辺が面白いのですが。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      TG-4はうっかりやってしまいました。名前通りタフなんですが、運悪く落ち方が良くなかったようで液晶直撃でした (>_<) オリンパスにまだ問い合わせていませんが、見積もりによって修理するか、もっと廉価な防水デジカメを買うか検討します。 この川はほんとに綺麗なので、新型コロナウイルスのせいで萎縮した心身共に癒やされる気がします。 毛鉤釣りは周囲が開けている方が伸び伸びと釣りができますね。確かに餌釣りの場合は、茂みや岩の下に潜んでいるイワナの口先に餌を送り込むような釣りも面白いですよね (^_^)

  8. 透明度の高い綺麗な川ですね。ブルーシートキャンプもどんどん進化して、川遊びが楽しそうです(^-^)

    • Kさん、こんにちは。
      透明度が高くてエメラルドグリーンのこの川は、開けていることもあって竿を振っているととても気持ちが良いです (^_^)
      ただ、魚を釣るということになると、かなりスレているのでなかなか手強いです。
      リアクションバイトが狙えるルアーの方がフライよりも釣りやすいかもしれません。
      たったの198円(税込)で買ったこのブルーシートが大活躍してくれています。
      タープの方が軽量コンパクトに収納できるので使ってみようとも思うんですが、ブルーシートのお手軽さも捨てがたいです (^_^)

  9. 日本の自然を楽しんでいますね。
    でも、今の時代、動画にしないのがもったいない。

    いつでもいいので余裕ができればYouTubeなどでのUPもお願いします。

    • nanaさん、こんにちは。
      人に会うことのない山奥に行くと自然と一体になれて、その感覚が好きなんですよね。
      当初はテントで泊まっていましたが、寒ささえ大丈夫な季節になればハンモックやブルーシートの方が開放感があって断然楽しいです。
      動画・・・確かに臨場感はその方が伝わりやすいと思いますので、検討してみますね。ありがとうございます (^_^)

  10. 綺麗な川ですね未知の川は夢があります
    コロナでストレスも貯まってますが野外泊は
    良いでしょう一人静かに時を過ごすのは精神的にも
    心洗われるでしょう。

    • 釣りお爺さん、こんにちは。
      初めての川はわくわくしますし、新鮮な気持ちで釣りが楽しめますね。
      多くの県で緊急事態宣言は解除されましたが、相変わらず外出時はマスク必須だし店内でもピリピリした感じは変わりませんね。
      もうしばらくは、窮屈な生活になってしまうかもしれません (>_<) かと言って家に閉じ籠もっていては他の病気になってしまうので、感染予防対策をしつつも野外には出かけたいですよね。 お互い釣りでうまくストレス発散しましょう (^_^)