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アイコ(ミヤマイラクサ)を探してみよう!

山菜料理山菜採り
この記事は約10分で読めます。

前から気になっていたアイコという山菜

アイコっていう名前の山菜をご存じですか?
東北の方で人気のある山菜で、ミヤマイラクサというのが正式な名前だというのは知っていましたが、採ったことも食べたこともないんですよね。
それに、ウチの辺り(長野県上伊那地方)ではこれを食べるという話は全く聞いたことがなく、そもそもウチの辺りにも生えているのだろうか?
分布自体は北海道南部から福岡辺りまでの山地や亜高山帯に生えているらしいので、この辺にもあるとは思うんだけど・・・

長野県でミヤマイラクサを食べるよって方、いらっしゃいます?
北部の方だと食べるのかな? naotyanさん、どうでしょう?
他県の方も馴染みのある方は教えて下さい。

おいしい山菜&キノコ図鑑を制作している時から気にはなっていたアイコですが、少し前に秋田県在住のmuraさんがアイコを採っているのを見て、なんとか採って食べてみたいなと思っていたんです。
秋田県ではアイコ(ミヤマイラクサ)、シドケ(モミジガサ)、ホンナ(ヨブスマソウ、イヌドウナ)は三大山菜とも言われ、とても人気があるそうです。

先日の木曽川水系の里川で、細くて小さいアイコらしきものを見つけて、それが本物なのかどうかイマイチ自信が持てず、ネット上の情報もイマイチよくわからなかったので図書館に行って調べてみました。


とりあえず、山菜図鑑を何冊か手に取ってみます。
閲覧デスクには新型コロナウイルスのせいで「1時間以内の利用にして下さい」なんて書かれてます。オソロシヤ。
どの山菜図鑑にももちろんアイコは載ってはいますが、似た種類については言及されてないんですよね・・・
まぁ、似ている種類も毒があるわけじゃないので、明確に区別する必要は無いってことかもしれないけど。


となると、こういった古典的な図鑑になっちゃうのか。
これがまた、植物図鑑の方は例えば「シダ類」とか「双子葉類」とかって括りになってるんで、まず目当ての山菜がどの図鑑に載っているのか探し出すのに苦労。
結局この「野草」って図鑑に出てました。
古い図鑑は写真が少ないんだけど、文章による説明は細かく書かれています。

いろいろ調べた結果、どうやらアイコ(ミヤマイラクサ)に似ているものとしては、イラクサ、ムカゴイラクサ、アカソの三種。

詳しくはまた写真や図を交えて『おいしい山菜&きのこ図鑑』の方に載せますが、判別点を表にすると、下記の通りになります。特に判別点になる特徴を赤字で記しました。

トゲ 葉の形 葉柄 その他
ミヤマイラクサ 全草にトゲがある ギザギザのある丸い形 緑色で互生
イラクサ 全草にトゲがある ギザギザのある丸い形 緑色で対生
ムカゴイラクサ 全草にトゲがある ギザギザのある細長い形 緑色で互生 葉柄腋にムカゴができる
アカソ トゲがない ギザギザのある丸い形で先端が三つに大きく割れる 赤色で対生 葉の先端が大きく割れていない近縁種がいくつかある

葉柄の部分の互生対生というのは、茎に対して葉の柄が左右対になって生えているか(対生)、ズレて交互に生えているか(互生)ということです。

一番下のアカソは山でよく見かけます。


先日もアカソを見かけたので写真を撮りました。厳密にはこれは近縁種の、コアカソ、またはクサコアカソという種類だと思います。
ぱっと見はミヤマイラクサに似ています。


アカソは、トゲがないし、葉柄が紅くて対生なのでミヤマイラクサとは全く違います。

 

Kさんからコメントいただきまして、「子供の頃、似たような葉っぱを服に張り付けて遊んだ」とのこと。
アカソは近場にいくらでも生えているので、確認しにいきました。


アカソは林道脇にたくさんあります。近縁種が混生してますね。

 
アカソとクサコアカソです。


アカソの仲間はトゲがありませんが、よーく見ると葉の表面に白くて細かい毛が生えています。

 
これを服に押し当てると、ほんとにくっつきました!

 

続いて、ムカゴイラクサは、葉の形が細長いので、容易に見分けがつきます。

一番似ているイラクサは、葉柄の付き方が対生なのでこちらもハッキリわかります。

ということで、先日木曽川水系で見つけたこれは、

 
現地では半信半疑だったので、写真自体があまりちゃんと撮っていなくてしかも細い個体だったのでわかりにくいんですが、特徴からするとミヤマイラクサではないかと思ったんです。
ただ、muraさんからコメントいただいて、ちょっと違うように見えるとのこと。
確かにかなり細い個体だったので、イマイチわかりにくいんですよね。

実はこの釣行の後に、別の川の上の方でも見つけて、そちらはもっと太くて群生していました。
これがミヤマイラクサだと私は思うんですが、実際に普段採って食べている方に見ていただいてお墨付きをもらってから、『おいしい山菜&きのこ図鑑』の方にも載せたいと思います。

アイコ(仮)の群生に出会う

釣りに向かう道すがら、アイコを見つけました。

6月5日に釣りに行きまして(釣行記はまた後日)、予定に反して道路の下の方で通行止めになっていたので、仕方なくそこから歩いて行くことにしたんです。
この日はうだるような暑さで、時折水筒の水を飲みながら歩きましたが、汗の量が半端なくこのままだと脱水症状になるんじゃないかと不安になったくらいです。
下の方は工事をやっていて、かなり上の方まで歩かなきゃ行けないので、暇つぶしにアイコでも探しながら行こうってことになったわけです。

いい加減ヘトヘトになってきた頃に、イラクサの仲間が目に付きました。
本来は釣りに来たので、とりあえず一旦スルーして釣りの帰り道に採ることにしました。

アイコの特徴


撮影日は6月5日です。
標高1,100m付近の川沿いの日当たりの良い斜面に群生していました。


ここの斜面にもたくさん。


すでに葉がかなり大きくなっていて、山菜として採るには時期的に少し遅かったです。
葉は、鋸歯(ギザギザ)のある丸形で先端は尾のように伸びています。


茎には細くて白い鋭いトゲが密生しています。


茎の根元部分は、フキのように赤味を帯びています。


葉柄や上の方の新芽の辺りまでトゲがいっぱい。


葉の表面にもトゲがあり、裏面の葉脈にもかなりトゲがあります。

手袋無しでは採れない。見かけによらずとても危険な山菜。

 
本来ならもっと早い時期(この場所の場合5月中旬頃?)の萌芽の頃に、根元の紅い部分から採るものだと思いますが、比較的若いものの下の葉をオピネルで切り落として、茎の柔らかそうな部分から折って採ってみます。

全草にトゲがあって、このトゲが凶悪!
それなのに、アイコを採るつもりで来てはいないので、手袋は指が出ているのしか持ってきていないんですよね。
親指と人差し指の根元部分でなんとか茎を押さえて折ろうとしますが、ちょっとでも指にトゲが触れると痛いのなんの (>_<)

 
この日はウェットウェーディングスタイルで林道を歩いて上ったので、タイツスタイルでアイコが群生している斜面を下りると、膝がちょっと葉に触れただけでも悲鳴を上げるほど痛い!
なんなのこの凶悪な植物!

これに比べればタラノメのトゲの方がよっぽどマシです。
単なるトゲではなく、アセチルコリンとヒスタミンを放出するらしく、刺されると痛痒さがしばらく続きます。なんという厄介な山菜。


苦労の末、下の方の葉は落としてこんな形で採取。


それとは別に、大きく葉が開いたものの先端の新芽部分も採取。
こちらもトゲだらけで本当に大変。
アイコ採りは軍手かもっとしっかりした革手袋が必需品ですね。

アイコを食べてみよう!


で、これを持って帰っておひたしにして食べてみました。
茹でると、茎の部分のトゲは溶けて無くなるというか取れちゃいます。
葉の部分はトゲが残りますが、やわらかくなって気にならなくなります。
アセチルコリンやヒスタミンは茹でると溶け出て、害はないそうです。

塩を一つまみ入れて茹でると、きれいな緑色になりますね。

味については、アクがなくてとても食べやすいです。
その分、山菜らしい個性は薄いですが、野菜のようにどんな料理にも使えそうです。
割としっかりした繊維質で、シャキシャキした食感が良く、ほんのりぬめりも感じます。
根元の紅い部分はもしかしたらミズのように、もっとぬめりがあるのかな?
しっかりしてるので、炒め物にも良さそうです。

食べちゃってから言うのもなんですが(笑)、これはアイコですよね?
muraさん、読んでくれてると良いんだけど、これアイコですよね?

★即日追記:
ありがたいことに、早速、muraさんからコメントいただき、これがアイコだとお墨付きをいただきました。ありがとうございます!
近々、『おいしい山菜&きのこ図鑑』にも掲載します。
★2021年6月追記:
翌年、昨年より早めに同じポイントにアイコ探しに出かけました。
今度はほぼ旬のアイコをある程度採ることができました。詳細は下記をご覧下さい。
https://www.sakanakokoro.com/2021/05/24/60004/

これもアカソの仲間なのか。

もうひとつ気になるものが。
上記4種の他にもう一つ似たヤツがあるんですよね。
今回も見かけました。


ミヤマイラクサにも似てるし、アカソにも似てます。


トゲはなくて、葉柄は対生ですね。
とういうことは、イラクサのトゲのないタイプなのか。
それとも、アカソの紅くないタイプなのか。
いずれも、そんなものが存在しているのかわからないけど。

この緑色でトゲのないイラクサの仲間、よく見かけるんですよ。
以前から「これがアイコじゃないのか?」と思って茎を見るとトゲがない、ってのが良くありました。
これについては、もうちょっと調べてみます。

縄文人の知恵にいどむ

実は私、中学生の頃からイラクサには注目してたんですよね。

中学生の頃に、月に1冊は学校の図書館で本を借りて読みましょう、みたいなことになってて、ある時『縄文人の知恵にいどむ』アマゾンで見る)という本を借りたんです。

小学校の頃に近くの畑で黒曜石のヤジリがゴロゴロ出てきたのを見て以来、土器とか石器とかなんかそういう物に興味があったので、『縄文人の知恵』という言葉に惹かれたんでしょうね。
そして、釣りに関することも書かれていて、当時はすでに渓流釣りを始めていたこともあり、内容の一部を今でも覚えています。

縄文人はどんな道具で釣りをしていたのか。

縄文人が、当時どんな道具で釣りをしていたのか、という話。
釣り竿は、もちろん竹です。
ハリは、鹿の角を削って作ったんだとか。
一番謎なのは糸。

糸の化石はないし、証拠品は出土していないらしいけど、この著者はイラクサという植物を煮て繊維を取りだし、縒って糸にしたのではないかという説を唱えています。
当時、それをよんだ私はそのイラクサという植物がこの辺にあれば、自分で糸を作ってみたいというアホなことを考えていました。

山へ行くとそれらしい葉っぱの植物があったんですが、今から思い返せばトゲは無かったのはハッキリしてるので、当時見たのはアカソの仲間だったのかなと思います。
アイヌ民族は、イラクサの繊維から布を織って着物を作っていたそうなので、釣り糸だってできるんだと思う。いつか作ってみようかな(笑)

再び『縄文人の知恵にいどむ』が手元に。

この本、インターネットで伊那市立図書館の蔵書検索で調べてみると、今でもちゃんとあるんですよね。
早速伊那市立図書館まで出向いてみました。


検索できる機械があったので、検索してみると書籍情報と蔵書場所が表示されました。
【利用対象】とのことが【中学生】になってます。そうか、だから中学校の図書館にもあったのか。
大人が借りてもいいんだよね?(笑)

210って番号を元に棚を探してたどり着いた縄文時代に関するコーナーになかったのでスタッフのお姉さんに聞いてみると、『閉架』と呼ばれる普段一般閲覧者が立ち入れない書庫にあるから探して持ってきてくれるとのこと。
確かにさっき検索した時に場所は『閉架Aちく210』と表示されていた。『閉架』っていう単語を始めて聞きました(笑)

お姉さんが探しに行く前に「児童書ですが、よろしいですか?」と聞かれちゃった (^_^;)
えぇ、よろしいんですよ、私は中学生レベルなので(笑)


あぁ、そうそうこんな表紙だった。
鹿の角で作ったモリで魚を突こうとしてるね、このおっちゃん。
まさに私が読んでみたくなる表紙。


開いてみると、鹿角でハリを作っているところや、実際にそのハリで魚を釣り上げている写真。

縄文人の生活全般が書かれていてその一部に釣りの話題があったと記憶していたけど、目次を見てみると全編釣り一色!
さらには、縄文人が釣り糸に使っていたのではないかという植物、イラクサの仲間ではあるけどイラクサではなくカラムシという植物だった。
上記イラクサ四兄弟にもう一つメンバーが加わっちゃったじゃん。実はもう一つヤブマオというのも似ている気がするので、それらについてはまた良く調べて『おいしい山菜&きのこ図鑑』の方にまとめます。

とにかく、借りてきたこの本、おもしろいのでもう一度読み返してみます。
中学生向けの本だけどね(笑)

★2020.6.22追記:
『おいしい山菜&きのこ図鑑』に、アイコアイコのおひたしのページを追加しました。
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コメント

  1. リコプテラさん、こんばんは。

    食されたのはアイコですね。茎の根元の赤い部分、茎の黒っぽい点々、葉の形、間違いないと思います。こちらのアイコはもう1mくらいに育っているので、そちらの成長の遅さからアイコではないかと思ったけど、標高が1000m以上なんですね、納得です。
    それと、アイコは皮を剥きましたか?茹でてから皮を剥いて食へたほうがおいしいですよ。あと、根元が美味しいので来年は盛期に是非根元から採って食べてください。手袋は必須です!!

    • muraさん、こんばんは。
      早速見ていただいて、ありがとうございます!
      muraさんからお墨付きをもらえれば、これからは安心して採って食べられます(もう食べちゃったけど笑)
      標高1,000m以上で、しかも6月5日のことだったので、今ではもうあの場所のアイコもかなり大きくなっていると思います。

      皮は剥きませんでした(苦笑) そうなんですね、茹でてから皮を剥いた方が良いんですね。ありがとうございます!
      アイコのトゲの凶悪さには参りました (T_T)  手袋無しでは立ち向かえません!
      来シーズンは、旬の時期を逃さないように根元から採って食べてみますねー。
      この度は、本当にありがとうございました!

  2. アイコって、トマト?
    なんて思ったのは、ボクです。(笑)
    たまたま今日入った沢で「この葉っぱって、イラクサだよなぁ」なんて見て来たところだったので、ちょっとビックリ。^^
    でもイラクサにも色々な種類があるんですね。
    そもそも詳細に見たわけではないから、あれがイラクサの仲間だったのかどうかも分からないんだけど・・・

    こんな棘だらけなのに、食べれるというのが俄かに信じられないですね。
    しかも、ホントに美味しいの?なんて思っちゃいますね。
    いや、リコプテラさんが言うんだから間違いないだろうけど。

    • kuniさん、こんばんは。
      確かにアイコって品種のトマトありますよね(笑)
      東北では有名な山菜名ですが、こちらでも多くの人はトマトだと思う可能性大です。
      イラクサの仲間は山には本当にたくさんありますね。ただ、ミヤマイラクサとなるとウチの辺りでは生えている場所が限られます。

      いや、ほんとに選りに選ってこんなトゲトゲのを食べなくてなくてもいいじゃんって思いますよね。このトゲがほんとに凶悪なんです。
      山菜としてはアクやクセがないのでそれほど個性はないですが、野菜のように何にでも使えて美味しいですよ (^_^)

  3. 独身で後輩がよくお吸い物にしてます。ダシが出ると言っておりました。

     ワタシといえば、藪を登る時に偶然つかんでイテテというくらいで食べることはなかったです。山菜には弱いから。
     根曲竹のタケノコ時期が終えた今は林道が閑散としていますが、伐採地に太い蕨があり折ってすぐヌメリと味を確認できました。

     一昨日は柳の下に・・の思惑でいきまちた。20mmくらい降ったから爆釣かと思いきや、増水なし反応薄し。
     蜘蛛の巣に新品リーダーは傷められる、丸まる、投げられない中、泣き尺は釣れまちた。
     ただスコットS3 #2のロッドティップに藪枝で傷をつけてしまったので軽いショックです。
     テンリュウロッドも前回、ガイドラップからフットが抜けそうになってましたし、藪沢嫌いになりそう。

     ルアーもユーチューブで見ると、また面白いですね。カーディナル3は傷だらけだけど、同4は新品のままお眠だから、喝入れましょうかね。
     

    • FFfreakさん、こんばんは。
      新芽の先の方を味噌汁に入れるという話は聞きますが、お吸い物でも良さそうですね。
      このトゲは凶悪なので、間違って掴んだりすると大変なことになりますよね。

      雨の後は適度な増水なら活性が上がって良い釣りできること多いですよね。
      これからの時期、蜘蛛の巣は大敵ですよね。あれにはほんとに参っちゃう。
      藪沢は何かとトラブル多いですが、藪の下にはデカいやつが潜んでいたりするんですよね!
      ルアー面白いですよ。カーディナル3をお持ちでしたら、ぜひ、眠りから覚まさせてあげて下さい (^_^)

  4. 私から見てリコテプラさんの凄いところのひとつは【山菜】も含めてアウトドア全般を楽しまれているところです。ある意味無駄がありません(笑)
    私が山川に近づくのは、渓流釣りの時のみです。山菜の知識はほぼゼロでハゼの木とくぬぎ(どんぐりの木)くらいしか自信をもって判別できません(笑)

    昨日、3.5時間かけて中国山地にでかけてきました。(次の日からしばらく雨予報なので)
    中流域ではブランシエラ5.2ULが大活躍。のびのびとロングキャストを交えてとても楽しかったです。水温12度で活性も高く15~23cmのヤマメが反応、数えるのがめんどうなくらいの爆釣でした。大きな淵や深みでは色々なタイプのルアーチェンジを試し同じ場所から2匹以上を釣り上げ、場所によってはエンドレスか?みたいな(笑)深みを攻略するのに一番使いやすかったのは並みいるディープレンジミノーを抑えてDコークス(スミス)でした。今度お試しあれ。

    午後からはイワナ(ゴギ)の上流域でバリバスのBWS-46FCXにチェンジ。(一応フライのパックロッドも持参(笑))
    ここも爆釣でどこに投げても反応あり。フックアップしないまでも必ず数尾がチェイス。ただ、ヤマメ交じりのサイズが20cmどまり。
    いつもはやめる地点からさらに上流(源流、やぶ沢の雰囲気)に熊鈴を付けてチャレンジ(笑)不思議なことにだんだんサイズアップして~27cmが釣れ出しました。
    でも、雰囲気が恐ろしくなってきて途中から道なき道を引き返しました(笑)今度、友人を連れて行きます(笑)・・・絶対バケモノがいます、ゴギも何かも(笑)

    で、あせっての帰りでハゼの木とブヨにやられて今日は顔の右半分がうっすら腫れて家族の笑いものです。

    • イッケンヤさん、こんばんは。
      私の場合、渓流に泊まることがよくあるので、アマゴやイワナの他に現地で採取できる食材をなるべく覚えたということもあって、今や山菜とキノコはライフワークになりつつあります。

      中国山地ですか。
      中流域だとブランシエラ5.2ULの本領が発揮できますね。
      相当な爆釣だったようで、うらやましい。Dコークスというのは知りませんでした。スミスのルアー好きなので、メーカーサイトを見てみますね。
      藪沢の人が狙いにくいポイントには良型がいるんですよね。渓流ベイトフィネスならそんなポイントを攻められますよね。
      バケモノがいそうなゴギの沢、憧れますねー。いや、お化けは勘弁ですけど(笑)
      顔、お大事にしてくださいねー。

  5. こんにちは。
    さっそく私もガイドブックで見てみましたが、ミヤマイラクサは見かけるような草ですが、なかなか自信が持てませんね、前から食べてみたい山菜にオケラと言うのがある様で
    探しましたが似たものは有りますが、自信が無くてね、ご存知ですか、「山でうまいはオケラにトトキ」と言う言葉がある様です、知っていたらまたブログにUPして下さい、しかし、時期は過ぎてしまったかもしれませんね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      イラクサの仲間は山にはたくさん生えていてよく見かけるんですが、長野県だとミヤマイラクサはそんなにたくさんは生えていないんじゃないかという感じです。
      葉柄が交互に生えていて、白い毛のようにみえる凶悪なトゲが特徴ですが、なかなか出会わないです。

      トトキは知ってますが、オケラは知りませんでした。図鑑で調べてみると、花がかなり特徴的なので花の時期に生息場所を把握しておいて、来シーズン採ってみたいと思います。
      ありがとうございます (^_^)

  6. 色々と食べられる山菜があるんですね。
    最後に出てきた アカソって、葉っぱぱ 服にくっつく葉っぱですかね?違ったらすみません。 子供の頃、似たような葉っぱを 服に張り付けて遊んだもので。
    しかし、縄文人の作る針って大きいですね。大物狙いですかね(^-^)

    • Kさん、こんばんは。
      極端に言うと毒のない草ならほとんど食べられる山菜と言ってもいいですよね(笑)
      アカソの葉が服にくっつくかどうかはちょっと確かめていないのでわかりませんが、どこにでもあるので今度試してみますね。
      へぇ〜、こんな感じの葉っぱを服に貼り付けて遊んだんですか。おもしろい。

      縄文人が鹿角から作ったハリはほんとに太くてでかくて、こんなんで魚が釣れるの?って感じですが、たぶん海のある程度でかいサイズの魚を釣ってたんだと思われます (^_^)

      • Kさん、こんにちは。
        アカソは近くにいくらでも生えているので、ちょっと行って確かめてきました。
        良く見るとアカソの葉には細かくて白い短毛がたくさん生えていて、確かに服にくっ付きましたよ! おもしろい情報ありがとうございます!
        本文にもその件、追記しました (^_^)

  7. おはようございます。
    山菜の同定の手順が良くわかる記事でした。
    類似品種との比較で確かな判定にしていくんだ。
    が、類似品種の絞り込み方は、どうするのか分かりません。
    等と、興味を持っていますが、興味の相手は、山菜では無くて、山菜の同定プロセスですが・・・。
    葉っぱ先端の尻尾、途中の写真では分かりませんでしたが、収穫した写真で分かりました。
    互生葉っぱと、凶悪トゲと、葉っぱ先端尻尾が、同定ポイントですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      そうですね、近似種をピックアップして相違点を列挙し、見分けに使える判別点をしっかり覚えれば間違えないです。キノコも同様ですね。
      近似種の絞り込み方については、図鑑に書かれている場合もありますが、今回のように書かれていない場合は、同じ『科』や『属』の写真を図鑑で見たりインターネットで調べたり、総合的に自分でピックアップします。この作業が結構地味に大変です(笑)
      同定プロセスに興味があるけど、山菜に興味ないんですか?(笑)

      イラクサの仲間の葉っぱの感じさえわかれば、あとは葉柄が互生していて凶悪なトゲさえあればミヤマイラクサだと簡単に同定できます (^_^)

  8. 僕とかイタドリとウドとタラの芽くらいしか分からへん!めちゃ観察しておられますね。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      なんと言っても、山菜とキノコとウグイ料理が私のライフワークですからね(笑)
      イタドリを美味しく食べられるというのは、Noriさんに教えてもらいました。それまでは、あんな酸っぱいものが食べられるとは思っていませんでした (^_^;)
      ありがとうございます。

      今回登場したアイコ(ミヤマイラクサ)は、図鑑では北海道南部から九州北部まで分布してることになってますが、うちの辺りでもかなり標高の高いところにいかないと見かけないので、もしからしたら、Noriさんのところには生えてないかもしれないです (T-T)