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川の神様と山の神様|天竜川水系 フライフィッシング釣行記

山菜採りフライフィッシング野外調理
この記事は約9分で読めます。

前回は、テンカラで調子が良くなってきたところで呼び出し電話が入ってしまい、後ろ髪を引かれつつ川を後にしました。

ルアーとテンカラで楽しむ渓流釣り|木曽川水系 釣行記
前回は、増水の冷たい川で震えながらの釣りになっちゃって、もう寒いのはこりごり。今日はそれほど歩かなくても良いお馴染みの川へと向かいます。電波が届くのも善し悪し|木曽川水系 ワサビ沢※ワサビ沢というのは私が勝手に付けた名前で、木曽川...

電話がかかってこないかビクビクしながら釣りをするのも精神衛生上よろしくないので、今回は携帯電波が届かないところまで行って釣りをすることにしました(笑)
ただ、問題は今日行く予定の川は梅雨明け頃にならないと魚の活性が低いんですよね。
梅雨明けと言えば、今年は関東甲信地方は未だ梅雨入り宣言は出ていません。西から東海地方までは5月半ばに早くも梅雨入りしたのに、なんか今年はうちの辺りは梅雨入りしないまま先日は真夏日になったり大雨になったり・・・不安定な天気が続きます。

ともかく、四の五の言わずに出かけることにします。

捨てる神あれば拾う神あり|天竜川水系 麦酒川

朝8時頃、車止めに到着すると、先行者の車が一台。まぁ想定内です。
ここから歩くのであれば、おそらく先行者さんはかなり早い時間から歩き始めているはず。だから先行者がいてもそれほど問題にはなりません。イワナの場合、先行者の後追いでも数時間経てばまた餌を追うので。

山菜を探しながら林道をゆっくり歩く

 
あれだけ熊目撃情報の多かった昨年よりも、今年はさらに目撃情報が多いらしいです。実際、今まで全然熊に出会ったことがなかった私が、昨年今年と2回も子熊に遭遇しているので、最強の熊鈴を忘れずに装着。
林道を歩き始めます。

 
ツツジやアカソの仲間を横目に、林道を上って行きます。ここにもアイコが生えていたりしないかな。
2時間くらいはかかる予定なので慌てず騒がずゆっくりと歩きます。

 
ミズも蕾を付けるくらいに伸びてきました。
それから、渓流メシでは利用価値の高いサンショウもちらほら目に付きます。

 
そして、こちらも渓流メシでも扱いやすい、ミツバホップの芽


林道を上る途中、足元にはムネアカオオアリが。
アントパターンやロイヤルコーチマンなんかの出番も近づいているでしょうか。


途中、林道が水浸しになっている箇所がありましたが、カメレオン8ならへっちゃら。
このところ、フィット感はさらによくなり、当初気になっていたソールの硬さも和らいでとても歩きやすくなっています。


この水浸し箇所を通り抜けた先のぬかるみに、真新しい足跡発見。
しかも、これはサワークライマーRAと同じアクアグリッパーのソールパターン。
先行者さんは、私と同じような釣りをする方なのかも。

探し求めていた山菜、その名はシドケ。


そんなことを考えながら、ふと、水が流れ落ちている斜面に目をやると、
ん? あれは、シドケ(モミジガサ)なんじゃないの?


やっぱりこれは、アイコに続き探し求めていたシドケだよ!

 
山菜としては葉が開きすぎているけど、先の方の柔らかそうな部分を少しだけ採っていってみよう。


この沢沿いにシドケは群生しています。もう少し早ければ、そこそこ採れたのにな。


近くを探索するとアイコも見つかりました。もちろん、こちらもすでに時期的には遅いです。
でもこれで来年は、アイコとシドケがちゃんと採れそうです。
ただ、旬の時期を逃さずに来られるかどうか。ここまで歩いてきて空振りはキツイ。この川の場合、アイコやシドケが旬の時期には釣りの方は早すぎるし。
まぁ、とにかくシドケポイントが見つかったのは大収穫!

予報よりも優れない天気、予想通りの冷たい川

 
さて、再び林道を歩きます。
シドケを見つけて気分が良いので、足取りも軽やかです(笑)
気分に反して空模様がすっきりしません。もっと天気が良くなる予報じゃなかった?

 
出発から2時間くらいで目的地の堰堤に到着。
カメレオン8からサワークライマーRAに履き替えて準備万端。

 
堰堤下に好ポイントが続いているので、川岸を少し下ってから釣り開始。
10時の気温16℃、水温8.5℃。ひぇ〜、これはまた震えながらの釣りになるぜ。
タックルは、ユーフレックス インファンテ773-6 NSFハーディー ウルトラライトFW DD 2000ラインはDT-3F、リーダー9ft6Xに7Xティペット2ft継ぎ足し。
ドライフライに反応するのかどうかギリギリの水温のような気がするけど、とりあえずアダムスパラシュート#14を結んでキャスト開始。

 
概ね予想通り、フライに全く反応ありません。これが、真夏だったらなぁ・・・

 
何回か書いてますが、サワークラーマーRAのようなゴム底靴で砂地を踏んだ後岩に上ろうとするとズルッと滑るのでとても危険です。
砂地を歩いた後は、水の中に入ってから岩に登るようにしましょう。


最初の堰堤に戻ってきました。
ドライフライでは勝負にならないので、玉ウキマーカーBHヘアズイヤーニンフに替えてみます。
今日はこんなことになる予感はあったので、ちゃんとニンフを持って来ています。
しかし、ここでは反応ないままでした。


一旦林道に上がって、堰堤上から再入渓。
こんな浅瀬には魚が出ているような状況ではありません。まだ、標高の高過ぎるところまで来ちゃったよ。全く懲りない人だなぁ(苦笑)

いつでも厳しい状況を打破してくれるグレーニンフ


厳しい状況下でもっとも信頼しているグレーニンフ#14に替えて黙々と釣り上ります。
この落ち込みの白泡にキャストして、赤丸印まで流れてきたところで、マーカーが右方向にすーっと引かれました。来たっ!
・・・しかし、なぜか空振り (>_<)
再度、キャストして2投目、今度は黄色丸印で上流側へピクピクっとマーカーが引かれました。合わせると、今度は魚の生命反応が伝わります!


なんとか一尾目のイワナが釣れました。ボウズじゃなくて、ホッとしました。


若干空が明るくなってきましたが、青空にはほど遠い。
肌寒いので、というか水が冷たいので足元から体が冷えちゃったので、お昼を食べてなんとか生き返ろう。

コンビニ調達の材料で美味しい渓流メシを。


今日は急遽釣りに来たので、お昼はコンビニで調達。

 
スンドゥブチゲはこのままカップにお湯を注げばいいんだけど、山のうつわに入れ替えて映える感じにしてみます(笑)

 
あとはマイクロマックスU.L.アルミパーソナルクッカーでお湯を沸かし、レトルトのパスタソースを温めて、スパゲティーを茹でればOK。
途中からソーセージも入れて一緒にボイル。
スパゲティーが茹で上がったら、カルボナーラソースと混ぜ合わせ、途中で採ってきたサンショウの葉を飾ります。


本日の渓流メシ
・スパゲティー カルボナーラ
・スンドゥブチゲ
・おにぎり
・茹でソーセージ
・ルイボスティー

コンビニ飯でも渓流で火を入れて食べると、美味いですねー。
特に、体が冷え切っていると温かい料理がありがたい。

満腹になって片付け始めてから、シドケをちょっと採ってきたことを思い出しました。
もう一度クッカーを取り出して着火。

始めて食べるシドケの味は?

 
ちょっと萎れちゃったけど、さっと茹でて冷水に晒しておひたしに。


時期が遅かったので、茎は固くなっている部分が多かったけど、上の方の柔らかい部分をちょっとだけ。葉の部分はまぁそのまま食べられそうです。

食べてみると、葉の部分はシャキシャキと歯切れ良いですが、茎の方が味はしっかりします。
なんかセリのような風味。こんな味だとはちょっと意外。少しヌメリもあるかな。
セリ近い味としては、シャクミツバがありますが、いずれもセリ科なんですよね。
でも、このシドケ(モミジガサ)は、キク科でありながらセリみたいな風味なのがおもしろい。
このシドケに関しては「ちょっとクセがあるので好き嫌いが分かれる」「独特の香りがある」「ほろ苦みがある」というような記載はよく見ますが、どんな味なのかはさっぱりわかりませんでした。
今回初めて食べてみて味が良くわかりました。私はどちらかというとアイコよりシドケの方が好きかもしれません。
来シーズンは、葉が開く前の旬のものを絶対に採りに行きます。

イワナをなんとか1尾釣り、シドケの試食もできたので、今日はもうほぼほぼ満足です。
というか、また冷たい水に入って釣りを続行するのはちょっと気合いが必要って話なんですけどね(笑)

この釣りから帰って来た直後に「富山市内で客2人が飲食店で提供されたおひたしを食べたあと、意識を失うなどし、救急搬送されるという事故があった」とヤフーニュースで見ました。店主がモミジガサと猛毒のトリカブトを間違えて採取したとのことでした。
私の目からするとこの二つをどうしたら間違えるのか疑問なんですが、ともかく「たぶんこれは○○だろう」程度の判別しかできないのであれば手を出さないことです。

午後になっても水温は上がらず、春先のような釣り


意を決して釣り再開。

12時半頃になっても、気温18℃、水温9℃と、ほとんど変わらず。
マーカーニンフの釣りを続行。

 
ここから、なんとか1尾。ありがたや、ありがたや。
なんか春先のような釣り。

 
イワナは浅場には一切出てきていません。よくぞ釣れてくれました。

午後2時過ぎになって、ドライフライのワンチャンスを狙ってみます。
しばらく叩き上がってみますが、やはり厳しいかな・・・


かなり深さのあるこの淵の真ん中で、ハードシェルアント・パラシュート#14に出ました。
合わせるとフッキングしましたが、掛かりが浅かったのかランディング直前で痛恨のバラシ!!
サイズはそこまでじゃないけど、残念。


このプールも、手前の浅場には一切魚は出ていなくて、奥の大岩の際から出ました。


力強く引くイワナでした。

まだ3時前ですが、結局青空は覗かず谷にはすでに夕方の気配が漂っているので、今日はここまでにします。帰りの歩きも長いことだし。
本当は今日は帰りの林道は真っ暗になっても良いようにPerun2PerunMIniの実地テスト兼ねて持って来ていましたが、とてもそれまで渓流にいるなんて無理でーす。凍えちゃうよ。

 
こういう時に、このサワークライマーRAは脱ぐのが簡単だから本当にありがたい。
濡れたタイツも脱いで、林道歩きスタイルに着替えます。


時間的には余裕があるので、ゆっくりと林道を下ります。


キョロキョロしながら下って行くと、来る時に見つけたのとは別の場所でシドケの群生発見。


そして、アイコの群生地も発見。
来シーズン、山菜採りツアー決定です!(笑)

秋田の三大山菜、残るはホンナのみ


釣りの方は「会心」とはほど遠い状況でしたが、正に「捨てる神あれば拾う神あり」。
山の神様はちゃんとご褒美を用意していてくれたのでした。ありがとうございます!
秋田県では三大山菜とも言われる、アイコ、シドケ、ホンナ。残るはホンナだけになりました。
来年はホンナを探し求めます。

ホンナは標準和名ではヨブスマソウイヌドウナ
どうやら近縁種がいくつかあるようで、それらを含めてホンナと呼んでいるみたい。アイコやシドケは以前からそれらしいものを目にしていた記憶がありましたが、ホンナに関しては全く未知。
そもそも、うちの辺りに生えているのかすらわかりませんが、新たな楽しみの一つにします。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. シドケは見た覚えがあります。トリカブトでなければ 今回は、水温が低い場所まで行かれたみたいですね。そんな場所でもドライで捕るとは流石です。私の土曜日の釣りは、ニンフのテストもありましたが 下から上までニンフでした

    • Kさん、おはようございます。
      シドケは沢沿いに生えることが多いので、渓流釣りをやっている人なら目にしている可能性は高いですね。誤食事故があることは確かですが、個人的にはトリカブトはそれほど似ていないと思います。

      水温低くてドライで釣れる時間帯は限られましたが、どうしてもドライを投げてみたくなっちゃうんですよね(笑)

  2. シドケの群落発見おめでとうございます。
    たしかにクセがある山菜ですが、独特の歯ごたえと
    少々クセのある香りがたまらないです。
    シドケはアイコより若干早めに生えてきます。
    葉が開いても十分おいしいですが、オススメは
    やはり開ききる前が一番おいしいですよ。

    • muraさん、おはようございます。
      おかげさまでシドケの群落をみつけることができて、来年の楽しみが増えました。
      ありがとうございます!
      そうですか、アイコより少し早めなんですね。今回の場所はかなり歩かなきゃなんですが来年は旬を逃さないように早めに行ってみますねー。
      あとはホンナですが、どんなところに生えているか、また教えて下さい (^_^)

  3. トリカブトは花が咲かないと、私には???

     かつて、ハシリドコロの若葉をこれは?試しに齧って口の中がしびれまちた。文字通り走り回りたい口中不快感にはまいりました。
     毒草をはっきり感じられますから。

     先週の釣りには、失敗がありました。
    倒木を乗り越える際に、中途半端に乗ったためズルり。ウェーダーに二個目の穴をあけました。
     UVシーラーはもってましたが、傷が深かったわ。完全には現場修理不可能。
    ことにあたって悪い予感がした際は、安易なやりかたをしないことですねーーー。

     では明後日も、「ワルキューレ」で釣行し、「悲愴」で帰るかも。

      

    • FFfreakさん、おはようございます。
      トリカブトは確かにあの紫の花さえ咲く頃には他のものとは間違えようがないんですが、芽出しの時期にはモミジガサに似ているという人もいます。私はトリカブトはモミジガサよりもニリンソウの方が圧倒的に似ていると思いますが。
      ハシリドコロ、確かに一見食べられそうな雰囲気ありますよね。食べたことあるんですね! ぎょえー!!

      倒木は油断していると結構危険ですよね。私もなんどかズルッと。
      今頃、川に立っているころでしょうか。
      行きは「ワルキューレ」で帰りは「悲愴」・・・(爆笑) でも、「悲愴」はタイトルはともかく曲自体はなんか心落ち着きますよね 。
      ともかく、良い釣りを (^_^)

  4. 見つけましたね♪
    来年が楽しみですねぇ
    シドケの味ですが、悪魔の味ですよォ~♪

    • 半漁人さん、おはようございます。
      おかげさまで、なんとか見つけることができました。ありがとうございます。
      結構群生していたので、来年が本当に楽しみです。
      今回は少し伸びすぎのものでしたが、シドケは私もかなり好きな味です。
      来年旬を採りにでかけますが、やみつきになりそうです(笑)

  5. いやホントにカメレオン8は購入時は、「これはなんだか木靴に足を入れてるみたいだな」と木靴を履いたこともないの思っていたけど、ビックリするくらいに足に馴染んでくれますよね。
    キーンのトレッキングシューズ共々、すっかりお気に入りアイテムになりました。

    楽しみ方の引き出しを多く持つリコプテラさんだからこそ、仮に釣果に恵まれずとも違うことで満足感を得ることができますね。
    『得るモノ』あったようで、何よりです。^^

    • kuniさん、おはようございます。
      ハハハ、確かに木靴でした(爆笑)
      今となっては足と一体化してとても良い感じですが、当初の硬さが耐久性の面ではプラスに働いているのかもしれないですね。お互い長く愛用できるといいですね。

      ええ、私は釣れない時の逃げ道をいろいろ持っているので(笑)、なんだかんだ言っても大体満足して帰ってます (^_^)

  6. モミジガサ発見、おめでとうございます。
    しかも良い群生地のようですね。探せばまだまだ生えてそうで、もう来年が楽しみかと。

    ヨブスマソウは岐阜県北部で見かけますから、長野県にもありそうです。
    ただ、私の遊び場では、あまり多くは採れないですが…
    新潟県で沢山生えてるのは見ました。
    そちらでも見つかると良いですね。

    • ごめんなさい、名前を入れ忘れましたm(_ _)m

      • アイさん、こんばんは。
        ありがとうございます! おかげさまでモミジガサの群落を見つけることができました。
        来年は旬を狙ってかなり採れるんじゃないかと楽しみにしています。

        ヨブスマソウ、岐阜県北部ですか。
        うーん、もしかしたら長野県でもうちの辺りより少し北の方、もしくは標高の高いところへ行かないといけないかもしれないですね。
        ともかく来シーズン、探してみます (^_^)

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