スポンサーリンク
スポンサーリンク

頼れる小型高機能ヘッドライト|オーライト Array2 Pro

おすすめアイテムキャンプ道具
この記事は約14分で読めます。
ただ今10%OFFで購入できます!!
公式サイトからご購入の方、ご購入時にディスカウントコード「OLsakana10」を入力していただくと、10%OFFとなります。下記製品の他、全製品に適用可能なので、ぜひご利用下さい。

オーライト社から新製品ヘッドライトArray2 Proのレビュー依頼が来たので、試用してみました。
ヘッドライトと言えば、私はPerun2を愛用していてとても重宝していますが、今回のヘッドライトはハンドウェーブコントロールなるものを搭載していて、以前から気になっていたArray2Sの進化版です。

あらゆるシーンにオールマイティー|Olight Array2 Pro レビュー

Array2 Proのパッケージ内容とスペック

 
オーライト製品おなじみの白基調のおしゃれなパッケージ。時節柄、クリスマスプレゼントにも喜ばれそうですね。
パッケージの中身は、本体とUSB充電ケーブル、それから予備のヘッドバンドクリップと取扱説明書です。説明書は20か国語で記載されていて、もちろん日本語表記もあるので安心です。


Olight Array2 Pro公式サイトで見る

スペック
本体材質 アルミニウム合金
最大光束 1500ルーメン
最大照射距離 150m
重量 135g
ライト部サイズ 61×24.5×31mm
耐衝撃 1m
防水レベル IPX4
充電池 3.6 V 3350mAh(非交換型)
充電方法 USB TYPE-C ポート
商品内容 Array2 Pro×1
USB TypeC 充電ケーブル×1
ヘッドバンドクリップ(予備)×2
取扱説明書×1
製品保証 2年
フラッド+スポット HIGH MEDIUM LOW
出力(ルーメン) 1500→380 750→340→210 300
点灯時間 2分+3時間8分 2分+2時間40分+38分 7時間30分
フラッドライト HIGH MEDIUM LOW
出力(ルーメン) 800→320→220 450→280→150 50
点灯時間 2分+3時間20分+38分 2時間50分+1時間40分+1時間 27時間30分
レッドライト HIGH MEDIUM LOW
出力(ルーメン) 200→110 100→80 45
点灯時間 2+4時間28分 3時間10分+2時間50分 18時間

Array 2Sからの主な変更点は、

  1. 充電池が、2,600mAh→3,350mAhに容量アップ
  2. 最大出力が、1,000lm→1,500lmにアップ
  3. 最大照射距離が140m→150mにアップ
  4. 最大連続点灯時間が30時間から27時間30分に減少
  5. 重量が131gから135gに微増

電池容量アップとともに、最大出力が大幅にアップして照射距離も伸びました。
最大連続点灯時間が短くなったのは、フラッドのローモードが30lmから50lmにアップされたことに起因します。
重量アップについては、誤差の範囲内で気にする必要はないでしょう。

あらゆるシーンに対応できる3灯のLEDを搭載

 
オーライト製品はマグネット充電ケーブルがおなじみですが、これはUSB Type-Cの充電ケーブルです。この製品はライト部と電池部が分離されていて小さいのでType-Cを採用したんだと思います。
私はマグネット充電ケーブルが好きですが、Type-Cならアンドロイドスマホやタブレットの充電ケーブルとも共用にできて便利だという人も多いでしょう。
使用前にライト前面に貼られた黄色い保護シールを剥がします。


3灯のライト構成です。
一番左がレッドライト、真ん中がフラッドライト、右側がスポットライトです。
レッドライトの下にはハンドウェーブコントロール用のセンサーがあります。

 
前述したとおり、ライト部と電池部は分離されていて電池部は頭の後ろ側にあります。
充電池は非交換式です。
USB Type-Cポートは電池部後ろ側にあって、その上には6灯の赤色LEDが配置されています。

 
充電中は左から右にリレー点灯し、充電が完了すると全点灯になります。
ライト点灯中はこのLEDが頭の後ろで安全灯として点滅し、後ろの人に自分の位置を知らせてくれるので夜間作業でも安心ですね。


上部のスイッチ一つであらゆるライト操作が可能です。フラッドライトは近距離を広く照らし、スポットライトは狭い範囲で遠距離を照らします。
その他にレッドライトがあります。
スイッチを一回押すと、前回消灯した時のモードで点灯します。

 
点灯状態でダブルクリックすると、フラッド→フラッド+スポット→レッド→フラッド・・・・)とモードがぐるぐる切り替わります。

フラッドライトとスポットライトの使い分けは?
フラッドは比較的近場を広く照らすライトです。スポットは狭い範囲を遠くまで照らすライトです。
この機種はスポットのみの点灯はできないので、遠くを照らしたい場合はフラッドとの同時点灯になります。
レッドライトの使い道
レッドライトってどういう時に使うの?って思っている人もいるかもしれませんね。
赤色のライトは白色や青色に比べて人間の目では眩しさを感じないので、避難所や山小屋など人が集まる場所で夜、周囲の人に迷惑をかけずに行動する場合に重宝します。
他には、天体観測や夜間の昆虫採集の時に使う灯りとしても最適です。


Perun2と並べてみました。
ライト部と電池部が分離されているので、ライト部はかなり小さく軽いです。
全体重量でもPerun2の161gに対してArray2 Proは135gとかなり軽いです。

 
Perun2はそこそこの重さがあるので、頭の周囲だけのバンドではしっかり固定できず頭上にもベルトがあります。
Array2 Proは頭の前後に重量が振り分けられていてしかも軽いので、一本のベルトでしっかり固定でき、安定感抜群です。

 
ライト部は、カチカチと20°ずつ最大60°まで下に傾けることができます。キャンプ時の調理など手元の作業をする時に便利です。

スイッチの操作方法

ライト上部のスイッチでモードの切り替えや光量調整など全ての操作ができます。

点灯、消灯。3つのモードの切り替え

スイッチを一回押すとライトが前回消灯した時のモード(フラッド、フラッド+スポット、レッドのいずれか)で点灯します。
ライトが点灯している状態でダブルクリックすると、フラッドライト→フラッド+スポットライト→レッドライト→フラッド・・・とぐるぐるモードが切り替わります。

点灯している状態で、スイッチを一回押すと消灯します。

明るさの調整

ライトが点灯している状態で、もう一度スイッチを押してそのまま長押しするとそのままのモードでロー→ミディアム→ハイ→ロー・・・とぐるぐる明るさが切り替わります。
手を離せばその明るさで固定されます。

緊急時に自分の居場所を知らせるSOSモード

ライト点灯消灯にかかわらず、素早くスイッチをトリプルクリックすると瞬時にSOSモードに切り替わります。
フラッド+スポットで、短い点滅3回→長い点滅3回→短い点滅3回、つまりモールス信号のSOS同様の点滅をして、救助を求めていることを知らせます。
光量がある点滅なので、緊急時には役立ってくれるでしょう。

誤作動を防ぐロックアウトモード

ライトが消灯した状態でスイッチを押し、ライトが1回点滅するまで2秒間押し続けるとロックアウトモードになります。
ロックアウトモードでは、2秒未満スイッチを押している間だけライトが点灯し、スイッチを放すとすぐに消灯します。
ロックアウトモードを解除するには、再びスイッチを押し、ライトが点灯するまで押し続けます。

自動減光(節電)機能搭載

各モードとも、HIGHやMEDIUMで点灯し続けると一定時間で、自動的に照度を下げる機能が搭載されています。


ライト部底面には温泉マークのようなものが印字されています。これは「熱くなるので注意」という意味です。実際にHIGHやMEDIUMで点灯し続けると、かなり熱くなります。
ライト部の底面から背面にかけて放熱のためのフィン(ヒートシンク)が設けられているのもそのためでしょう。
ヘッドライトの額に当たる部分ととは隙間があるので、額を火傷するようなことはないですけどね。

LEDは熱くならないんじゃないの?
LEDは熱くならない、とよく言われますが、実際にはLED照明器具は熱くなります。
LEDが発する光には熱はほとんど含まれないので、「LED光は熱くならない」というのは正しいのですが、LED素子自体や電源部は発熱するので照明器具は熱くなり、放熱対策が必要になります。

上記の自動減光機能は、節電して電池残量を確保するためと、もう一つは過熱による故障を防ぐためのものですね。

これは便利!ハンドウェーブコントロール

上記の通り、スイッチ一つで全操作が可能なんですが、その他に触らずにライトを操作できる機能が搭載されているのです。私はこれに注目していました。

 
フラッドライト点灯時に、ライトの前で左から右に手を動かすとセンサーが感知してスポットライトが点灯します。右から左に動かすとスポットライトが消灯します(この写真は顔の反対側から撮っているので逆向きですが)。
同様に上から下に動かすと、明るさがダウンし、下から上に動かすと明るさがアップします。
ライト全体の点灯&消灯や、レッドライトを操作することはできませんが、ライトに触ることなくードおよび明るさを操作できるのはとても便利です。
ライト部が小さくスイッチも小さめなので、特にグローブをはめていると少し操作がしにくい面があるし、手が泥で汚れている時などにもとてもありがたい機能だと思います。

ハンドウェーブ機能は初期状態でONになっていますが、OFFにすることもできます。
ライト消灯状態で、スイッチをダブルクリックしてそのままレッドライトが一回点滅するまで押し続けると、機能がOFFになります。
もう一度同じ操作をするとONに戻ります。

Array2 Proを実際に夜のアウトドアで使ってみる。


辺りが暗くなった頃、いつもの実家裏の林道へ行ってみます。真っ暗な林道でライトを点けたり消したりしているのはちょっと怪しいね(笑)
撮影は全てオリンパスTG-5のAUTOモードです。

真っ暗な林道を歩くのを想定して照らしてみる。

 
写真1枚目、Perun2 ターボモード(2500lm)。
写真2枚目、Array2 Pro フラッド+スポット ハイモード(1500lm)。
ルーメン値にだいぶ差があるはずですが、写真で見るとむしろArray2 Proの方が明るく見えますね。性格の違う2灯のLEDで近場と遠方を分担していることが大きいのかもしれません。
まぁ、カメラはオートで撮っているので自動露出の加減で多少明るく写ったり暗く写ったりするので参考程度の画像ではありますが、実際現地でも「かなり明るいな」という印象でした。
Array2 Proは色温度は記載されていませんが、5700〜6700KのPrun2と同じくらいでしょうか。ともかく、自然な色合いで明るいです。


これは380lmに減光された状態。これでもかなり明るいです。

 
写真1枚目、ミディアムモード(750lm)。
写真2枚目、減光された状態(340lm)。


フラッド+スポットのローモード(300lm)。
この明るさで7時間半連続点灯できるので、林道歩きはこれでも十分。

 
写真1枚目、フラッドライト ハイモード(800lm)。
写真2枚目、減光された状態(320lm)。


フラッドライト ミディアムモード(450lm)。
フラッド+スポットのハイモードとミディアムモード、フラッドのハイモードは2分経つと300lm台に減光されてしまいますが、フラッドミディアムは450lmのまま3時間近く持続するので、一番使い勝手が良いかもしれません。


フラッドのローモード(50lm)。さすがに林道歩きはきつい明るさですが、キャンプ時のテント周りなどで使うのに適していますね。この明るさで27時間半電池がもちます。

 
最後にレッドライトのハイモード。
200lmなんですが、人間の目だとかなり暗く感じますね。上述した通り眩しくない灯りなので、人が密集する場所で周りに迷惑をかけたくない時には重宝します。
目にも優しいので、テント内で読書なんかするのにも適していますよ。

林道歩きだけだと実用性がいまいちわからないので、近くの広場に移動してテントの設営テストをしてみます。もちろんキャンプでは明るいうちにテントを設営するのが鉄則ですが、アウトドアでは不測の事態が発生することもあります。暗くなってからテントを設営しなければいけない状況を想定して、このヘッドライトの実力を確かめてみます。

キャンプで使うことを想定して、テント設営と簡単な調理

 
クロノスドーム1型とワークマンで買ったミニテーブルとチェア。
Array2 Proのフラッド ミディアムモードで作業してみます。

 
グラウンドシートを広げて、テント生地を広げポールも接続しまして。
このテント久々に張りますが、十分な明るさがあるので夜でも全く問題ありません。

 
ハンドウェーブコントロールで明るさを変えたりしながら、あっという間にテント設営完了!
今日は泊まるわけじゃないので、ペグをちゃんと打ったりフライシートをガイラインで引っ張ったりしてませんが。

 
ミニテーブルとチェアもセットしました。フラッドのハイモードでテントを照らすと眩しいほど。
せっかくだから今日はここで簡単なものを作って晩ご飯を食べよう。
本日の調理器具は、マイクロマックスULソロストーブソロアルコールバーナーアルミパーソナルクッカー3層鋼フライパン

 
写真1枚目、フラッドのミディアムモード。安心の明るさです。
写真2枚目、フラッドのローモード。これでもテントサイトで他にランタンがあれば大丈夫ですね。


さて、マイクロマックスULとソロアルコールバーナーに着火。

 
今日はお手軽にコンビニで食材調達。
アルコールバーナーでソーセージとタコバジルサラダにクレイジーサラダを振りかけて焼き、マイクロマックスULで沸かしたお湯をカップラーメンに注ぎ、味玉をトッピングします。
こんなふうに調理などの手元作業では、ライトの角度を60°下向きにするとちょうど良いです。


できましたー!
普段のキャンプならランタンも一つか二つ使いますが、今日はヘッドライトのみで調理、そして食べる時もヘッドライトのみ。
ヘッドライトだけでも、フラッドライトは広く全体を均一に照らしてくれるので手元作業がしやすいです。

 
あ、そうそう安全灯Goberもテントに装着してみました。


遠くからでも自分のテントの位置確認ができますね。
Goberについての詳細はこちら

満腹になったところで、テント撤収。

 
撤収もあっという間に完了。
とはいえ、こんな酔狂なことやってる人はいないでしょうね(笑)

広くムラなく照らしてくれるこのヘッドライト、夜間作業には強力な相棒になりますね。
そして、ハンドウェーブコントロールは想像以上に便利です。
ライトと充電池が前後に分離されたことでバランスがよく、頭に装着していても全く疲れません。気に入りました、このヘッドライト。

フラッドライトとスポットライトの違い

3mの距離から車庫のシャッターを照らしてみました。


Perun2のハイモード(500lm)で照らしたところ。


Array2 Proのフラッド ミディアムモード(450lm)で照らしたところ。
Perun2も広く照らすタイプのライトですが、Array2 Proのフラッドライトはさらに広く照らしています。色合いも見やすいですね。


Array2 Proのフラッド+スポット ミディアムモード(750lm)。
スポットライトが中心部を明るく照らしているのがわかりますね。フラッド+スポットは、より明るさが欲しい時、遠方を照らしたい時に実力を発揮しそうです。

Olight Array2 Pro レビューまとめ

良いところ

  1. ライト部と電池部が分離されたことで、バランスの良い装着感。
  2. フラッドライト、スポットライト、レッドライトの組み合わせでオールマイティーに使える。
  3. フラッドライトの光の広がり方が秀逸。
  4. ハンドウェーブコントロールが想像以上に便利。

気になるところ

  1. 自動減光を含めて、照度設定がやや煩雑なのでもっとシンプルな設定でも良いかも。
  2. 充電池が交換式でないのがちょっと残念。
  3. 長時間点灯するとライト部がかなり熱くなるので注意が必要。

Array2 Proを使ってみた感想

ライト部と電池部が前後に分かれているバランスの良い装着感のおかげで、長時間装着でも全く疲れません。
それから、特筆に値するのはハンドウェーブコントロール。これは実際に使ってみるととても便利な機能だということがわかります。アウトドアではグローブをしていたり、場合によっては手が泥で汚れていたりということもあるので、普段よく使うフラッドとフラッド+スポットの切り替えと、明るさの調整がライトに触らずにできるのは嬉しいです。
口径が小さいにも関わらず、フラッドライトはPerun2を凌ぐほど広くムラなく照らしてくれるので、キャンプを始め夜間作業がとてもしやすいライトです。さらにスポットライトも搭載しているので、夜間の林道歩きなど、遠くも照らしたい時にも頼もしいですね。レッドライトと合わせ、オールマイティーに使える高性能ヘッドライトだと言えます。

安心して夜間作業をするための高性能ヘッドライトを探している方に、お勧めできる製品です。

11/23 20:00〜 お得なブラックフライデーセール開催!

オーライトでは11月23日20:00から「BRACK FRIDAY」が開催されます。
欲しかった製品が最大50%OFFで購入できるチャンスなのでお見逃しなく(詳しくはこちら)。

今回紹介したArray2 Proは 25%OFFで購入できます。
さらに、ワークライトSwivel、安全灯Gober Kitとのセット購入なら30%OFFと新製品ながらとてもお得に購入できるので、興味ある方は覗いてみてください。

オーライト製品を初めて購入される方は、新規ユーザー登録してログインするだけでGoberを無料でゲットできますよ。

↓↓詳しくはこちら↓↓

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. >こんな酔狂なことやってる人はいないでしょうね(笑)

    はい、間違いなくリコプテラさんくらいかと。(笑)

    このヘッドライトは、ボクには少々ゴツイ感があるかなぁ。
    あれば使うだろうけど、わざわざ買わないかも。

    ・・・って、記事ふたつ続けて買わないコメントでごめんなさい。

    ボク自身オーライト製品いくつか持ってるから、物の良さは充分に分かっているつもりですけどね♪
    今は、持っているものだけで買い足しは不要かなと。^^

    • kuniさん、こんばんは。
      このヘッドライトは比較的近くを広くムラなく照らす性能はとても素晴らしく、しかもスポットライトと組み合わせるとかなり遠くまで照らせるという万能型のヘッドライトです。
      ただ、その分確かにお手軽感はないかも。

      全ての人に最高の製品というのは存在しないので、使う人や用途によって適した製品は違ってきますよね。