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天ざる蕎麦と初イワナ|天竜川水系 フライフィッシング

フライフィッシング野外調理
この記事は約5分で読めます。

季節感を勘違いして、早すぎた幽霊谷

久しぶりに釣りに行って来ました!
久しぶり過ぎて気合いを入れてやってきたのは幽霊谷。
車止めには先行者の車が一台。それはまぁ想定内です。ただ、ここは最近工事をやっているのが気がかり。釣りに影響なければいいけど。
先行車は車中泊した様子なので、きっとかなり上に向かったと思われます。私はそれほど上に行くつもりはないので、バッティングはしないでしょう。


車止めから林道を1時間ほど歩いて、川に下り立ちました。
8時15分、気温8℃、水温4℃。
えぇー!? 水温が低すぎる…
つい先日下界では気温27℃とかになって夏のような気候だったので、季節感がすっかり狂ってしまった。そうだ、ここに来るにはまだ早過ぎました。
水温4℃ではさすがにドライフライは無理なので、ニンフの釣りに徹するしかないか。

 
素直にマーカーニンフをやれば良いんだけど、寒くて手がかじかむほどなのでテンカラ竿でアウトリガースタイル(脈釣り)でいってみよう。
竿はNISSIN AIR STAGE 冨士流テンカラ3308 6:4
ラインはFujino ソフトテンカラ楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る
ハリスはFUJINO フロロテンカラハリス1号楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る
毛鉤はグレーニンフ#14です。

 
リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウエーダー楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)にコーカーズ グリーンバック楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)を履いて川を遡りながら竿を振りますが、ウェーダーを通して感じる水の冷たさが半端ない。当然アタリも全くなし。
このまま修行の釣りを継続して、なんとか1尾釣り上げることに全力を注ぐのか、それとも別の川に向かうのか、どちらかです。
ともかく、一旦林道に出てみよう。


ここではまだフキノトウが食べ頃だったり。これは寒いわけだ。
さらに、林道脇になんと自転車が停めてあるじゃないですか!

先行者は私が入った地点のほんのすぐ先から入渓していたのでした。これは無理だ、諦めて川を変更しよう。
重いウェーダーを引きずりながらここまで上ってきたのに、まさかのUターン。車止めまで1時間ほどかけて戻ってきました。
とにかく暖かい里川へ向かおう。すっかり身体が冷えてしまった。

チビアマゴと天ざる蕎麦|天竜川水系カエデ沢 フライフィッシング

※カエデ沢というのは私が勝手に付けた名前で、実在する河川名ではありません。


あぁ、ここなら暖かい。
11時半、気温14℃、水温8℃。それでも水温8℃かぁ。まぁ、なんとかドライフライには反応するでしょう。

コゴミが伸び始めた沢でチビアマゴと遊ぶ

 
岸辺にコゴミが生えていたのでちょっといただき、タックルをセット。
タックルは、ユーフレックス インファンテ773-6 NSFオービス バテンキル クリックII。ラインはDT-3F、6X9ftリーダーに7Xフロロティペット2ft継ぎ足し。
アダムスパラシュート#14を結んでキャスティング開始。

 
こんな感じのところからチビアマゴが飛び出しますが、フッキングするサイズではなさそうです。
このところ、この沢は人が入りすぎてまともなサイズの魚がいなくなったと耳にしますが、確かにそんな感じです。
ただ、ドライフライへの反応は良いので、あとはサイズだけ。

 
ここでやっとフッキングしますが、やはり小さいですね。

この季節ならではの天ざる蕎麦を食べよう

 
とりあえず1尾は釣れたので(と言ってもこのサイズをカウントして良いのかどうか笑)、お昼を食べます。ワサビの花が咲いている川辺で蕎麦を茹でることにします。
乾麺ですが、この蕎麦美味いですよ。

 
それと、今日は贅沢に先ほど採ったコゴミとこの川へ向かう道すがら採ったコシアブラを天ぷらにしちゃいます。

 
MUKAストーブアルパインクッカー16でお湯を沸かし、マイクロマックスULチタンパーソナルクッカーの方は油を入れて火に掛けます。

 
コシアブラ、コゴミ、ちくわの天ぷら出来上がり!

 
蕎麦やパスタを茹でる時はできるだけたっぷりのお湯で茹でたいですが、アウトドア用のガスコンロだと火力がやや心許ないです。そんな時にMUKAストーブは頼もしいです。あっという間にお湯がぐらぐら沸きます。
ただMUKAストーブは弱火調整が難しいので、再沸騰してからは適宜鍋を持ち上げて吹きこぼれないようにします。
蕎麦を茹でる時にいわゆる「びっくり水」は厳禁です。途中で水温が下がると美味く茹で上がりません。微妙に沸騰状態を維持しなくては。


できました! 本日の渓流メシ
・コシアブラとコゴミの天ざる蕎麦


川で食べるコシアブラの天ぷら最高です!
自分で打った蕎麦じゃないけど、大満足。


が、しかし、今日はもっと天気良かったんじゃないの?
なんだかどんよりしてきてお日様の暖かさが感じられませんが…ざる蕎麦は青空の下で食べたかった。

釣れるのはチビアマゴばかり、諦めムードの中、やっとのことで

 
山吹が咲けば渓流は毛鉤釣りのシーズンになります。
もう少し大きな魚を求めて、釣り再開です。

 
護岸の浅瀬にも小さいのはいるようで、釣れることは釣れるんですが。

 
うーん、この魚が大きくなるまでしばらくこの沢はお休みかな。
ここはイワナもいるんだけど、チビアマゴしか釣れないね。
良く考えてみると、今年渓流解禁になってからイワナをまだ1尾も釣っていない。忙しくて釣りに行けなかったということもあるけど、こんな年は初めてです。

 
数だけはたくさん釣れましたが、やはりチビアマゴばかり(笑)


水中に突き刺さった木の下側にフライを落とすとするするっと浮かび上がるのが見えました。


やっと今年初のイワナが釣れたのでした。
ありがとうございます!

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんばんは
    なかなか良い魚達ですね。
    アマゴもイワナもサイズはともかく綺麗な魚達。
    こんな魚達と出逢えるから、渓釣りは飽きませんね。
    自分も久しぶりに竿を出したいです。

    • マンボウさん、こんにちは。
      チビアマゴたちはこの川で育ったので、きれいな魚が多いです。
      これでサイズが伴えば言うことないんですが、渓流釣りブームは続いているようで釣り人の数が多すぎます(笑)
      マンボウさんもお忙しそうですね、渓流釣りでリフレッシュしてください。

  2. あれれ、ここにコメントしたように思ってたんだけど、仕事の合い間に急いで入力したからか失敗してましたね・・・^^;

    >川で食べるコシアブラの天ぷら最高です!

    そりゃ、そうです!
    こんな贅沢な渓メシがあるだろうか、いや、ない!(笑)

    そして、なんだかんだ言いつつアマゴもイワナもキャッチできたら、充分に良い釣行ではないですか。^^