孟宗竹のタケノコを掘ったことを5月8日の記事に書きましたが、それから2週間ほどが経ち、今度は淡竹(ハチク)のタケノコが出てきました。
「破竹の勢い」って言葉あるでしょ。あの破竹とは違います。あれは、
(1)竹を割ること。
(2)破竹の勢いの略。
破竹の勢い:勢いが激しくとどめることができないこと。竹は一節を割ると後は一気に割れることから。・・・明鏡国語事典より
ということらしいので。
どうして“淡竹”と書いてハチクと読むのかはかわりませんが、真竹に比べると竹全体が粉を吹いているような感じで、白っぽく淡い色に見えるから漢字では淡竹と書くんだと思います、たぶん。
とにかく、孟宗竹より遅く出てきて、うちの辺りでは今頃が採り時。
淡竹(ハチク)採り
ハチクも最初は孟宗竹のようにこんな感じで土から出てきます。
ただ、この状態で5月8日のように掘っても無理です。ハチクは根が浅いのでこの状態で採ってもほんのちょっとしか食べられるところがありません。
このくらい伸びてから採るんです。
細めのものが多いですが、太い竹林になっているところでは孟宗竹かと思うほど太いものも採れます。
ネマガリタケのように少し回すように手で引っぱればポキッと折れます。
ほんの10分もあれば、このくらいは簡単に採れるのです。
昨年採ったところとは違う場所なので、ちょっと細めですね。
何箇所か見て回ったけど、そんなに標高は違わないのに場所によって成長具合が全然違います。同じ林でも道路際の陽当たりの良いようなところはぐんぐん伸びてもはや竹のようになってたりするし。
とにかく、竹の生長スピードは恐るべし。
“ハチクの勢い”が“このハチクの成長度合から来た言葉であっても良いような気もする(^_^;)
今回は、実家に持っていって調理は母親に任せよう。このタケノコはアクが少ないので調理しやすいです。
たぶん田舎風の煮物になることでしょう。
母親が調理の時に計量スプーンを使っているのを見たことがないけど、意外とまともな味になるのが不思議だ(笑)
コメント
こんばんは。
いつもなら寝ている時間ですが、PCをもう1台新調しましたので試しています。
淡竹(ハチク)と呼ぶのはだいぶ歳を取ってからで、タケノコとはこれのこととしか思っていませんでした、実家の山に面した土手の竹林に生えますが、アクがないのでそのまま身欠きにしんなどと一緒に煮物にして田植えのオコッツォ(ご馳走)でしたね。
ハックルさん、こんばんは。
お、そうなんですね。結局新しいPCを購入されたんですね。調子良さそうですね。
このタケノコは採るのも簡単だし、おっしゃる通りアクも少ないのでお手軽に調理できていいですね。
淡竹のタケノコはあまり市場に出回らないようなので、田舎に住む人の特権食材でしょうか。うちの両親も「オコッツォ」って言いますね(^_^)
こんばんは。
タケノコいいですね。
アクが無ければサッパリといいです。
まるで東北の笹タケノコの様で、ポキポキと折って採る所もそっくりです。
マンボウさん、こんばんは。
ハチクはアクが少なく、このまま調理しても食べられるのがお手軽でいいです。
ただ、ちょっと刺身で食べてみましたが、これは私にはちょっとムリでした(>_<) 笹タケノコ(ネマガリタケ)を少し太くしたような感じですかね。 孟宗竹のように掘らなくても良いので、簡単、お手軽です(^_^)
淡竹のタケノコは毎年釣行時に採ってきますが
今年はその渓流に行けず残念ながら今年はまだ食べてません
市販品は高いですね、独特の歯答えは美味しいです。
料理師に掛ればなおさら美味しく成るでしょう。
釣りお爺さん、こんばんは。
そうですか、毎年ハチク採られてましたか。太いタケノコよりもシャキシャキした感じが強く、うまいですよね。
売れられているのを見かけませんが、市販もされてましたか。
私の場合インチキな料理人ですが、いろいろ挑戦だけはしてます(笑)
ハチクは僕も食べますね。
晋の時代の杜預出典の故事成語のはずなのに横山光輝三国志で
ちょい手前の時代のキャラの魯粛が破竹の勢い言うてまう場面あったりしてた(笑)
Nori1022さん、こんばんは。
ハチクはそちらにもありましたか。
さすが歴史好きだけあって、詳しいですねー。横山さん、時代考証がちょっと甘かったですかね(^_^;)
歴史は苦手なんですが、マンガなら読む気になります。歴史の教科書が全部マンガだったら良かったのに(笑)
>>母親が調理の時に計量スプーンを使っているのを見たことがないけど、意外とまともな味になるのが不思議だ(笑)
うちの女房殿も計量という言葉を知らいないようです。
『今日は塩っ辛いな!』というと・・・
動かねーで汗かかねーからだ!と言われ。。。
『今日は薄味だな』というと・・・
醤油かけて自分で調節しろと言われ。
昔、ほんの数年 調理場で働いたことがありました。
料理長は、料理の基本は計量。
しっかり計量さえすれば不味いものは出来ないって言ってました。
僕の立場で妻にはそんなこと言えませんけど。
やっこおはぎさん、こんばんは。
はははっ、「動かねーで汗かかねーからだ!」とは面白い奥さんですね。
なかなか辛いお立場のようで、お気持ちお察しします(^_^)
計量スプーン使った方が味は安定しますよねー、やっぱり。
調理場で働いていらっしゃたんですか。それなら私よりよっぽど本格的ですね。私は自己流の極みですから(^_^;)
近年タケノコは福岡の慎之介兄貴から送って貰うようになって、春の風物詩的になってきました。
普通の煮物って、旨いですよね。
素朴なものほど、魅力が褪せない。^^
kuniさん、こんばんは。
良いアニキをお持ちですね(^_^) 慎之介さんが少し前にタケノコ掘りのこと書かれてましたが、あの辺りはタケノコの産地なんですかね。
そうですね、なんだかんだ言っても昔から伝わる普通の煮物ってうまいんですよね。
山の食材も海の食材も新鮮なものは、あまり手を加えすぎないくらいが良いのかもしれませんね(^_^)