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川を案内する|天竜川水系 テンカラ釣り

テンカラ釣り
この記事は約3分で読めます。

しばらくキノコブログになっていましたが、キノコシーズンもほぼ終わり、釣りブログに復帰です。
普段から「釣りブログ」と言うほど釣りのこと書いてないじゃん、と言われそうですが(笑)

9月下旬。
今年は8月が雨続きだったし9月は多忙だったのでふわーっとした雰囲気のまま渓流禁漁を迎えてしまうのではないかと思っていた中旬に、川を案内する機会がありました。

ルアーの後追いで毛鉤を打つ|天竜川水系

Jさんはルアーで釣るということなので、ルアーが投げやすくて引き代のある大場所もあるこの川へとやってきました。


普段から水圧強いこの川ですが、今日はまぁほどほどの水量で遡行もそれほど大変ではなさそうです。
今日は私自身はほとんど釣る気はなく、Jさんに先行してもらい私は少し距離を置いて後追いで竿抜けポイントに毛鉤を打っていく程度にします。
離れて見ていると、Jさん何尾か掛けていますね。良かった。
特にブログに載せるつもりもなかったので、写真もそれほど撮っていませんが、ちょっとだけ。

タックルは、NISSIN AIR STAGE 冨士流テンカラ3308 6:4、SUNLINEぶっとびテンカラ レベルライン3号(楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)+FUJINO フロロテンカラハリス0.8号(楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)。
毛鉤は、強化型ニセ・スギッパ巻きです。


少し増水気味で押しの強い流れ。落ち込み尻から出ました。


胴をV-Rivで巻いたニセ・スギッパ巻きで釣りました。


ここも流れの押しは強いんですが、白泡に囲まれた小さなタルミ。
周囲は開けていて竿は振りやすいですが、こちらの気配を悟られないようにしゃがんだ姿勢で少しずつ前進して、ポイントを射程距離に納めます。
そっと毛鉤を打ち込んで、ほんの数秒だけ待って、二度目、三度目。

ラインとハリスの継ぎ目がグイッと不自然に動きます。すかさず合わせると、確かな手応え。
結構引きが強いですが、これだけ開けているとやりとりに心配はありません。
この竿は毛鉤を打ち込みやすいことはもちろんですが、魚が掛かってからの曲がり具合もとても良いので、本当にお気に入りです。


ヒレの綺麗なヤマト色の強いイワナ。

フライフィッシングが得意とするポイント、テンカラが得意とするポイント


テンカラは射程距離が短いので、身を隠せる場所が無いこういうポイントは苦手。
ラインをいくらでも伸ばせるフライフィッシングなら、こちらの気配を悟られずに釣りやすいんですけどね。


一方こういうピンポイントから魚を引き出すのはテンカラの方が得意。
ドライフライだとどうしてもラインを水面に置かなきゃいけないのが難点。このポイントは手前が緩い流れだからまだ良いですが、手前に強い流れがあるとかなり厳しい。
テンカラの場合は、手前の流れの状態如何に関わらず毛鉤を打ち込んで自然に漂わすことが簡単にできます。
ルアーでこの岩際を攻めるのは難しくて不発だったそうですが、ここでもいいイワナが出ました。


私は3尾釣っただけですが、先行のルアーではバラシも多かったもののかなり好反応だったようです。

毛鉤の探究は楽しい

強化型のニセ・スギッパ巻きは、胴の耐久性は抜群で針先が鈍らない限りは長く使えそうです。
今回はルアーの後追いだったのではっきりはしませんが、ストリップドピーコック仕様と釣果的にはどうなのか。
たたき釣りのように、毛鉤を長く見せない釣り方の場合は大差ないかもしれないけど、流れに乗せて長く流す釣り方だと釣果に差が出るのかも。
その辺りは、シーズンオフの管釣り、来シーズンの渓流で検証してみたいと思います。
そもそもニセ・スギッパ巻きはたたき釣り用として考えているので、流し釣りに適した別タイプの毛鉤を巻くのをシーズンオフの楽しみにします。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. おはようございます
    今回の川、実にイイ感じで好みです。
    特に後ろから3枚目の写真、ゾクゾクする流れです。
    4か月後の解禁が待ち遠しいです。
    と、言いながら、活性が低く錆魚体でブラサガリ引きの3月は今二つくらいですが、それでも優しい沢音を聞くだけでも楽しいです。

    • マンボウさん、こんばんは。
      この川は渓相が良く、竿も振りやすいのでお気に入りの一つです。
      後ろから3枚目写真のポイントは、大きなのが残っている様子はありませんでしたが、来春にはまた魚たちが棲みついてくれることを祈ります。
      渓流釣りは四月頃からが楽しいですよね。こんなに寒い長野県で2月16日解禁は早すぎますね。3月1日の解禁で十分なのに。

  2. こういう釣りは同行者に魚が釣れてくれるだけで、満たされちゃう感じがありますよね。^^
    なんて言いつつ、後追いでもしっかり釣っていらっしゃいますが。

    • kuniさん、こんばんは。
      私は普段ほとんど単独釣行で思う存分釣りを楽しんでいるので、他の人が一緒の場合は自分は釣らなくても良いという気持ちになりますね。
      同行者が釣って喜んでくれればそれ以上のことはないですね。逆に釣れないと、とても申し訳ない気持ちになります。今回は良かったです。

      それほど釣る気がないの時の方が、殺気が消えて魚は食ってきてくれるのかもしれません(笑)