スポンサーリンク
スポンサーリンク

猛暑の2泊3日源流釣行(2日目)|釣って、食べて、眠る。

フライフィッシングテンカラ釣りソロキャンプ
この記事は約9分で読めます。

前日はひたすらMTBを漕いで林道を上り、崩落箇所から先は歩いてなんとかここまでやってきました。そして、当初の目的地よりは下にタープを張り、快適に眠ることができました。

猛暑の2泊3日源流釣行(1日目)|崩れた林道の先へ
どうやら私、8月に体調を崩してしまう傾向にあるようで、昨年はコロナウイルス罹患、今年は夏風邪を引いてしまって、しばらくダウンしていました。と言っても寝込んでいるわけにはいかず、仕事や地域役員の仕事は何とかこなしていたわけですが、とてもパソコ…

雨を心配しましたが、パラパラと落ちてくる程度で本格的な降りにはなりませんでした。
「猛暑の…」というタイトルに負けることなく、実際に下界は例年以上の暑さに祟られていたはずですが、ここは過ごしやすいです。どうせなら日中はすっきり青空のギラギラ太陽になってほしいところ。

毛ばり釣りを存分に楽しむ|天竜川水系イタチ谷

※イタチ谷というのは私が勝手に付けた名前で、実在の河川名ではありません。

夜中に一度目を覚まし腕時計を見るとまだ午前1時。しばらく辺りの様子を伺って再び眠りに落ち、4時過ぎに目覚めました。

しばらく寝袋の中であれやこれやと思いを巡らせていましたが、空が急速に明るくなってきたので、這い出しました。

流木が豊富なのは本当にありがたい。今夜はピコグリルで焚き火をする予定だから、薪作りだけやっておくか。

今回は刃渡りの長い折り畳みノコギリを持ってきました。いつものやつはコンパクトで良いんだけど、薪をたくさん作ろうと思うとこっちの方が使いやすい。

細いものから太いものまで準備完了。ここまでやっておけば夕方ゆっくりできる。

とりあえずアルミパーソナルクッカーでお湯を沸かそう。

朝食はフリーズドライで簡単に済ませます。朝、味噌汁を飲むと元気が出ますね。

今日もスターリンクは繋がらないな。もう諦めよう。今画像を見たら、天気予報が表示されてるのが不思議だけど。いや、一日前のデータが表示されてるだけか。

あっという間に出来上がった簡単朝食。こんなんでも山奥で食べるとほんとに美味しい。

クワガタも早朝から動き出しているようです。今日もそれほどすっきり晴れそうもないけど。

フィッシングベストにお昼の食材と調理器具を入れ、あとは最低限の釣り道具を装備。

左手の親指付け根はまだ痛いんですよね。気休めに薬を塗って出発!

イワナがたくさん泳いでいる谷

川面にはまだ日が差しませんが、まずは近場で何尾かイワナを釣りたい。

対岸に渡って振り返ってみると、タープは見事に自然に溶け込んでますね(黄色矢印)。

昨日と竿を変更し、NISSIN AIR STAGE 冨士流テンカラ3308 6:4、SUNLINEぶっとびテンカラ レベルライン3号(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)を3.3m+FUJINO フロロテンカラハリス0.8号(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)を1.5mほど。仕掛け全長は竿より1.5m長い4.8m。
毛鉤は、スギッパ巻きです。

激流の向こうの落ち込みの肩、イワナが出るも直後にバラし。

同じポイントのやや上にもう一度打ち込んだら、別の個体だと思うけど出ました。

ここで出るけどまたもやバラし。小さいけどね。

ここでもバラし、針先を確認すると鈍っていたので、毛ばり交換。

この辺りからポイントごとにイワナが飛び出してきて、楽しくなってきました。

お腹のオレンジ色が鮮やかなイワナ。それほど大きくはないけど、魚影は濃くその後も続きます。

塩焼きに良さそうなサイズを網に確保して、先に進みます。

空を見上げると、今にも雨が落ちてきそう。この谷に来る時はいつも青空が広がっているのに、調子狂っちゃうなぁ。
暑くても青空の下で釣りたいんだよね。

ごく小さな落ち込みの巻き返し。画面外右には太い流れがあります。
ここで、狙い通りに出ました。

アマゴのような体型の幅広イワナ。しっかりしたひれで力強い引きでした。

この大淵の底にイワナが3、4尾見えます。毛ばりを打ち込むと一瞬反応しますが、その後は完全に無視。なんかスレている時のイワナの反応だね。銀鼠鉤に替えてみてもダメ。帰りにもう一度狙おうかな。

激流の向こうのタルミ。写真奥の側流からちょろちょろと水が流れ込んでいる辺り。ここからも出ました。

スリムだけど、鰭のしっかりしたヤマトイワナ。

今日はこんな感じのポイントにイワナが入っているようです。

途中バラしもありましたが、23、4cmくらいのイワナがよく喰ってきます。

浅瀬からも出ます。

流れがぶつかって餌が集まりそうなところにイワナはいますね。

この谷は開けているので伸び伸び竿を振れるのが良いんですよね。
深瀬の流心脇からも。

これだけ反応があると(つまりは魚影が濃いってことだけど)毛ばり釣りの楽しさを存分に味わえます。

ここからしばらくは平坦な浅瀬。この辺りで少し早めのお昼にしますかね。

川でお昼を食べる、それだけでとても幸せ。

自分で育てたキュウリと中玉トマトを持って来ました。

お湯を沸かして、トマトを湯むき。

キュウリは縞目に皮を剥いて石で叩いて食べやすい大きさにちぎります。

コンビニで売っていた、たたきゅうりの素を振りかけて混ぜます。

トマトは細かく切って山フライパンに入れて火に掛けます。

シーチキンを入れて、塩コショウで味を調えます。

ソーセージを焼いて…

そうめんを茹でたら出来上がり!

本日の渓流メシ
・そうめん(トマト付け汁)
・焼きソーセージ
・たたきキュウリ
・食後のコーヒー

ギラギラ太陽ではないし標高も高いけどさすがにこの時間になると暑いね、やっぱり夏はそうめんがいい。フレッシュトマトで作っためんつゆは美味いですよ〜。
ぱっと見質素に見えるけど夏の源流ランチとしては最高です!

お昼を食べている時は日が差していたけど、空模様は限りなく怪しい。

これはサルオガセという、樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣類。「猿尾枷」と漢字で書くと体を表しているネーミング。

目の前の浅瀬を釣り上ると、すぐに反応があって合わせるとブルッと来てバラし。を何度か繰り返します。どうやら浅瀬にいるのは小さいイワナのようです。

この辺りからやっと少し段差が出てきて渓相が再び良くなってきました。

流心向こう側の駆け上がり。ここから出たイワナは良い引きしてます。

しっかりした綺麗な鰭を持つツヤツヤのワイルドイワナ。

イワナがたくさん泳いでいる。 という事実だけでもう十分な気がしてきました。

ここまで来るとヤマト系の個体が多くなりますね。

浅瀬で今まであまり使う機会がなかった逆さ毛ばり(雉銅)を試してみよう。
毛ばりを上流側に振り込み、流れに乗せて扇形に引いてきます。

ラインを張ったり緩めたり、蓑毛が開いたり閉じたりするイメージで。
黄色丸印で食ってきましたが、浅掛かりで寄せる途中にバラし、岸際頭上の枝に絡まり毛ばりをロスト。

ここまでサワークライマーで歩いていますが、減水状態なので底石に苔が多く、ヌルヌル滑ります。

こういう状態は想定していて、サワーサンダルフェルトを持って来ているので装着します。これで安心。

ドライフライと傷んだランディングネット

これだけテンカラえ毛ばりに好反応な状態で、ドライフライに替えたらどうなんだろう?
フライタックル向きの大淵のところで、切り替えてみることにします。

タックルは、ユーフレックス インファンテ773-6 NSF+オービス バテンキル クリックII。ラインはDT-3F、6X12ftリーダーに7Xフロロティペット2ft継ぎ足し。

淵尻から少しずつ前進し、淵の真ん中辺りで魚影が何尾か見えます。
ミッシングリンクには反応せず、ピーコックパラシュート#14に換えたら出るには出たけど、フッキングせず。その後も2回出るも、小さいようでフッキングしません。

大淵尻の岸際ヒラキから出ました!

この時期、ピーコックへの反応は良いですね。

同じ淵の奥を大物キラーのイワイイワナⅡで攻めてみますが、出たのは期待外れのサイズ。

再びピーコックパラシュートに戻します。緩やかな傾斜で階段状のポイントが続くので、丁寧に細かいポイントも狙うとそこここからイワナが飛び出し、全然前に進めません。サイズが小さめなので嬉しいような悲しいような(笑)

小さくても野性魚は綺麗ですね。

小さめのイワナが多いので途中から写真を撮るのを止めました。全部採ってたらいくら時間があっても足りない、カメラの電池がもたない(苦笑)

こんな何の変哲もない平瀬の岸際からも当たってきたりして。

これはなかなか良い引きをしてました。

ふとランディングネットを見ると、表面のウレタン塗料がだいぶ剥がれてきています。木の地肌が見えてるじゃない。
よく見ると、接着材で貼り付けたフレーム材自体も一部剥がれて隙間ができている。

これは大変だ。リリースネットに取り替えて以来ノーメンテナンスで使っていたけど、私の目は節穴なのか(苦笑)
これ、しばらく使わないようにして、時間を掛けて修理しないと。

大物は釣れなかったけど、もう十分楽しめたのでキャンプ村に戻ることにします。
川をただ下るだけってつまらないんだよね。

上る時に数尾のイワナが泳いでいた大岩の淵。遠く回り込んで下流側からフライを浮かべてみましたが、イワナはどこかへ行ってしまったのか、全く反応なし。

今日も川の畔に泊まろう!

途中、今晩食べようとキープしておいたイワナを2尾回収しつつ、

キャンプ村に帰ってきました。

昨晩はソロストーブだったけど、今日はピコグリルを使います。調理は川辺でしようかな。
右奥に見えるのは冷やしておいたビール。

動きの速い暗雲から、雨がポツポツ落ちて来ました。ダメだ、ピコグリルはタープの近くに移動。

朝のうちに薪作りをしておいて良かった。薪も濡らさないようにタープの下へ運ばなきゃ。

モーラナイフで塩焼き用の串を作成。イワナ2尾は別々の料理にしようと思ったけど、雨が落ちてきてそこまで余裕がないので、2尾とも塩焼きでいただこう。

いつもは麻ひもやガムテープを火口として持ってくるんだけど、今回は忘れちゃったのでティッシュ一枚を一番下に入れて枯れ葉と極細枝を上に乗せ、SOTO スライドガストーチで着火。乾いているので良く燃えます。
このガストーチはあらゆるアウトドアシーンにお勧め。

焚き火って木を燃やしているだけなのに、なぜか楽しい。やったことない人はやってみればわかります。
で、一番楽しいのは、マッチ棒の先ほどの火から細い枝を焼べ足しながら、なんとか火を繋ぎ、徐々に大きな火を育てていく過程。
やってみればわかります。

このくらいの太さの薪が燃え始めると、調理もできますね。
この写真ではまだ火を大きくするために「燃え」重視で木と木の隙間をなるべく開けるように井桁状に組んでますが、火が安定したら木を同一方向に重ねるようにすると一気に燃えずに調理向きの火になります。

イワナに塩を振り串に刺して、遠火の弱火でじっくり焼くセッティング。

残しておいたキュウリをスライスして、岩塩もみにします。

マイクロマックスULと山フライパンを使って、お昼の残りのソーセージを焼きます。

川で冷やしておいたビールで乾杯。最近は源流では、できるだけ質素な食事で十分だと思うようになりました。

源流泊を始めた当初は、いろんな食材を持ち込んで豪華な食事を楽しんでいました。あの時は、第一キャンプ村まで上るのにヘトヘトになったなぁー。

二泊三日キャンプ釣行|野外調理まとめ
重い荷物を背負っていった甲斐があって、充実した二泊三日釣行でした。野外調理の様子については詳しく書いてなかったので、三日分まとめて記事にしておきます。豪華な夕食の一日目。お昼はコンビニに頼ります(笑)セブイレブンの『紀州南高梅』と『とり五目…

あれはもう、10年前の話になるんだぁ。時の経つのは早いもんですね、ほんとに。
あの頃から10歳老けたせいか(笑)、渓流泊も含めて大自然の中へ入り込む時はできるだけシンプルなスタイルに向かっている気がします。
7年ほど前に「源流テンカラ釣りの知恵」という本の著者、瀬畑雄三さんに影響を受けたのかも知りません。複数釣行の場合は同行者へのサービスの意味も込めて塩焼きやイワナ鮨などを振る舞うこともあるそうですが、単独釣行の際は源流でイワナをほとんど食べなくなったと言います。イワナはもうさんざん食べてきたからもういいんだ、と。
私はとてもその境地には至っていませんが、源流で豪勢な料理を食べようとは思わなくなりました。それは、下界のキャンプ場なんかでできるので。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場
\商品券4%還元!/
Yahooショッピング

周囲は暗闇に包まれ、聞こえるのは瀬音のみ。私はこの時間のために源流に行っているのかもしれません。

じっくり時間を掛けて焼き上がったイワナ。旨みが凝縮されて、最高です!
これを2尾も食べるのは贅沢過ぎたかも。

シーチキンと乾燥野菜の味噌汁の具。

アルミパーソナルクッカーでご飯と汁物を作ります。

あー、雨が降って来ちゃった。焚き火をタープの近くにして良かった。

もう一串、塩焼きが残っているという贅沢。

炊き込みご飯と味噌汁。川で食べるとこんなものでも美味しい。
雨は大したことない、のんびり食べよう。

星の見えない夜空を見上げながら眠る

今日は特別大きなイワナが釣れたわけでもないし、言ってみれば、魚釣りをしてご飯を食べて、寝る。ただそれだけの一日でした。
このところ仕事(お金を稼ぐための仕事)や、地域役員の仕事(お金の稼げない仕事)で日々疲れ気味だったけど、源流にやってくればすべて吹き飛びます。私にとっては最高の一日だったなー。
惜しむらくは、寝転んで見上げる夜空に星が全く見えないということ。今から思えば、これが3日目に起きることの予兆だったのかもしれません。
・・・つづく。

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする

コメント