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テンカラ釣りに熱中した一年|2022渓流釣りまとめ

フライフィッシングテンカラ釣り
この記事は約7分で読めます。

今年は個人的に多忙で、早朝から暗くなるまで一日中釣りをするという機会が少なかったように思います。仕事の都合や朝方や夕方なんらかの野暮用が入っていたり。
釣りに行けそうな日と天候もうまく噛み合わず、割と厳しい状況下の釣りが多かったようにも思います。そんな状況でテンカラ釣りが威力を発揮してくれることが多く、「困った時のテンカラ釣り」といった感じでした。

今年も残すところわずかとなったので、今シーズンの主な渓流釣行を振り返ってみたいと思います。

2022 天竜川水系・木曽川水系フライフィッシング&テンカラ釣り

※登場する河川名は全て私が勝手に付けたもので、実在する川の名前ではありません。

2月・・・天竜川水系 アケビ沢

最高気温1℃。極寒解禁日のアマゴ。

 
何年ぶりかの雪の解禁日。とにかく寒い!
こんな風景の中渓流釣りに行くなんてアホとしか思えないけど、待ちに待った渓流釣り。
なんとかアマゴに出会えて、クリームシチューパスタで体も温まりました。
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3月・・・木曽川水系 ワサビ沢

少しだけ春めいた木曽川水系の解禁。

 
岸辺にはまだ雪がたくさんありますが、天竜川水系の解禁日から2週間が経過しているのでだいぶ春らしくなってきました。
魚からの反応はたくさんありましたが、まだまだ魚より昼メシの釣行でした(笑)
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3月・・・天竜川水系 ウルイ川支流

大増水の厳しい釣り、山神様からのプレゼントに救われる。

 
前日の雨で大増水の本流を避け、支流のさらに小さな沢に入ってみました。なかなか厳しく危うくボウズになりそうな時に、なんとか綺麗なアマゴ。
帰りの林道ではカケスの羽に巡り会えたのは嬉しかった!
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4月・・・天竜川水系 カエデ沢

川虫が乱舞している絶好のドライフライ日和…と思いきや餌を選り好みする魚たち。

 
カゲロウの成虫が大量に流下する沢。これはもしや爆釣では!? と浮き足立ってしまたけれど、セレクティブになっている渓魚に翻弄されてしまい・・・
型は小さいものの魚の反応は良く、稚魚がたくさん泳いでいるのも確認できて、本格的な春を感じることができました。
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4月・・・木曽川水系 檜の森

一番好きな川の綺麗なアマゴ。

 
目的の川へ向かう途中にタラの芽を採り、準備は万端。
渓で揚げたての天ぷらとそうめん、これ以上何も望むものはありません。
と言いつつ、もう少し大きい魚も釣りたかったというのが本音(笑)
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5月・・・天竜川水系 山菜採りのついでに釣り

シドケを求めて午後から林道歩き。

 
うちの辺りではあまり採れない山菜モミジガサ(シドケ)を求めて、林道をひたすら歩きます。
今年はなんとか食べ頃のうちに採ることができました。午後から出かけたので時間はないかなと思ったけど、釣りも楽しむことができました。帰りは久しぶりの真っ暗な林道歩きとなりました。
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6月・・・矢作川水系 ヨモギ川

ヘブンテントで渓の畔に泊まるとという贅沢。

 
2シーズンぶりに訪れたお気に入りの谷にヘブンテントを担ぎ込みました。
川のせせらぎを聞きつつヘブンテントで眠るのは最高でした。イワナの刺身、塩焼きも食べられて極上の一泊二日釣行でした。
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6月・・・天竜川水系 おむずび山

イワナはすこぶる好反応、ご機嫌で渓流メシを食べていたのですが…

 
3年ぶりに訪れた渓にはイワナがたくさん泳いでいて、毛鉤で爆釣。
気分上々でおいしい渓流焼きそばを食べていたんですが、前回の川へフライリールを置き去りにしてきた疑惑が浮上し、急遽その川へと。果たしてリールは見つかるのか!?
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7月・・・天竜川水系 幽霊谷

下界は暑すぎて、源流の水に浸かって涼みたい日のヤマトイワナ。

 
下界ではまさに茹だるような暑さの日、車止めに到着したのは8時頃というスロースタートにも関わらず、このお気に入りの谷でドライフライやテンカラ毛鉤に飛び出すヤマトイワナ。
新しいテンカラ竿は絶好調で楽しい釣りを満喫!
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7月・・・天竜川水系 麦酒川

雨の日には釣りに行かない私が、なぜかこの日はソワソワと出かけたのです。

 
朝から怪しい雲行き、午後からは雨予報の日に何かに呼ばれるように奥山へ。
そこで待っていたのは、リードが藪に絡まって身動きできなくなっていた犬でした。犬は無事に飼い主の元へ戻り、雨に濡れながらも好釣だったこともあり、出かけた甲斐がありました。
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7月・・・天竜川水系 カエデ沢

一里一尾と言われる夏のヤマメやアマゴ。この日はキノコ狩りも兼ねて。

 
夏のきのこチチタケが採れる頃。アマゴは餌をたくさん食べて成長し、動きはとても俊敏になります。そんな瀬にいるアマゴをテンカラで狙うのも楽しいものです。
清洌な流れに磨かれた夏のアマゴは綺麗ですね。
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8月・・・天竜川水系 キイチゴ沢〜麦酒川

一泊二日で源流へ向かったものの、魚影の薄さに苦戦。

 
軽量なミニタープを持って源流へ。渓相は抜群なのに魚影が薄くて苦戦。翌朝も頑張って遡ってみるも釣果は得られず。やむなく転渓することに。
転渓先も人だらけでしたが、満足できる釣りができて良かった。
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8月・・・木曽川水系 檜の森

先行者が多く、仕方なく下流部の大増水を狙ってみる。

 
前日にまとまった雨が降り、大増水でも釣りができそうな源流部へ向かうはずでした。
ところが、車止めには先行者がたくさん。仕方なく増水の下流部を狙うことに。
これが瓢箪から駒で、ワイルドなアマゴが釣れて楽しめました。
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9月・・・木曽川水系 檜の森

源流部に向かうも、気合を入れすぎて上の方に行きすぎた(笑)

 
前回は先行者が多く下流部へ入らざるを得なかったので、今回こそはと早起きして源流部へと向かいます。が、気合が空回りして上の方まで行きすぎました。
意外と荒れていて、水量も少なすぎました。それでも逞しいヤマトイワナに出会えました。
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9月・・・天竜川水系 龍の川

今年の最終釣行、先行者の後追いでしたが自作タモでなんとかイワナをキャッチ。

 
今年の最終釣行。午後からしか出かけられず、目的の区間は先行者がたった今下りてきたばかり。なんとか竿抜けポイントを攻めてイワナをキャッチ。
今年作った自作タモになんとか魚を収めることができて、感謝!
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2022渓流まとめ

テンカラ釣りの魅力にはまってしまった一年

早朝から釣りに行けなかったり、大増水だったり、厳しい状況の中の釣行が多かった一年でした。
そんな状況でもなんとか対応できるかとテンカラ竿を振る機会が多く、結果的にそれがテンカラ釣りの威力と魅力を実感することとなりました。
ドライフライフィッシングはもちろん楽しいですが、それとは一味違うアプローチで魚を釣り上げるテンカラ釣り、テンカラ毛鉤の奥深さに惹かれました。新しく購入したNISSIN エアステージ冨士流テンカラの調子が抜群なのもありますね。
来年もテンカラ熱は続くかもしれません。

テンカラ釣りに集中したおかげで、フライフィッシングとの比較でいろいろとわかったことがあります。それは近々ブログにまとめようと思います。

二泊三日釣行はできなかったのが悔やまれる

一泊二日釣行には二度行くことができましたが、毎年恒例の二泊三日釣行はスケジュールと天候がうまく噛み合わず行くことができませんでした。
携帯電波も届かず人工物が一切ない源流部に泊まるのが好きな私は、時間さえ許せば一週間ほど篭りたいくらい。いつかそれを実現したいなと思いつつ。

ヘブンテントの渓流極楽キャンプで広がる可能性

昨年は実現できなかったヘブンテントの渓流泊。背負っていくのはやはり少し重かったですが、今年はなんとか実現できました。
普段はブルーシートのみで川辺に泊まっていますが、この快適なアイテムは渓流泊を画期的に快適なものにしてくれました。あの快適な眠りを味ってしまうと、多少の重さを我慢してでもまた背負って渓流へと出かけることでしょう。

冬の間にフライ(毛鉤)を巻き貯めるぞ!

今年も残すところあとわずかになり、年が明ければ渓流解禁へのカウントダウンが始まってまたそわそわし始めます。ともかく、冬の間にフライとテンカラ毛鉤を巻き貯めることだけはやっておこうと思っています。
釣行前日の夜に慌てて毛鉤を巻く、なんてことのないように。これが私の新年も迎えるにあたっての抱負です。

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コメント

  1. 振り返り記事を読むと、「あぁ、そう言えば、こんな魚釣ってらしたなぁ」なんて思い出せるのは、結構リコプテラさんのブログで疑似体験をさせて頂いた証拠でしょうね。^^
    自分の実釣行と併せて、どちらも楽しめる贅沢♪

    ボクも冬に巻き貯めないといけないのですが、竹詣でがあるので中々タイイング集中モードに入れません。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      他の方のブログを読むとほんとに擬似体験できますね。kuniさんとこでは最近タケノコメバル釣りを自分でやっているような気分になれます。
      うちの方は冬に毛鉤で釣れるターゲットがないので、毛鉤巻きに集中できます。と言いつつ、なかなか巻き貯められないんですけどね(笑)

  2. おはようございます
    今年と言うか、2022年シーズンは雪融けが遅くて3月は難儀しましたが、リコプテラさんの3月の渓写真を見て記憶が蘇りました。
    また、2021年8月豪雨の影響で失った釣場の代替溪を探すのに駆け回りましたが、そんな時に南信の溪も力を貸してくれました。
    貴ブログを見る度に、南アルプス深部への渓流泊釣行をと思うのですが、爺にはナカナカ踏み出せません。

    • マンボウさん、こんばんは。
      うちの辺りでも今年の春先は珍しく雪が多かったです。
      昨年の8月豪雨の爪痕はいまだに各地に残っていますね。今年はそれほどの大雨もなく、無事に年末を迎えられた印象です。
      南アルプス側の谷は傾斜が緩いので比較的安全で渓流泊には向いていますね。

  3. 今年も楽しいブログありがとうございました。
    リール紛失とわんちゃんの回は我が事のように読ませて貰いました。
    今年はイタチ谷に4泊5日を含み7回程釣行しましたが、9月の末に帰りの下りで自転車で転倒し、派手に怪我をしてしまいました。
    6月の釣行では現地で知り合った方が取水堰堤付近で61cmのイワナを目の前で上げられたのは衝撃でした。
    あと質問なのですが、来年の天竜川漁協の年券がフィッシュパスで取得できるようになるそうですが、電波の入らない源流でも問題なく提示できるのでしょうか?

    • Ctcnさん、こんばんは。
      こちらこそ、今年も読んでいただきありがとうございました。
      私は今年はイタチ谷に釣りに行く機会がありませんでしたが、四泊五日とは羨ましいです。
      が、自転車転倒で怪我とのこと。今は完治されましたか。
      取水堰堤付近で巨大な魚影を目撃したことはありますが、まさか61cmのイワナとはびっくりです! それは興奮ものですね!!

      フィッシュパスサイトを見ても詳細がよくわかりませんが、購入するとそもそも提示する必要がなくなるシステムのようですね。監視員の持っている端末と通信して入漁証購入済みだと自動通信するようです。
      インターネット関係なくWiFiなどで通信するなら、電波環境は問題ないかもしれません。

  4. ごぶさたしております。
    このようなシーズンまとめを拝読すると
    早く来シーズンがこないかと心がはやります(笑)
    これから解禁までは物欲との闘いがありますが
    今年はすでにいろいろ買ったのでもう他のモノは
    買えませんのでよかったです。シーズンオフは
    リールの整備と数年ぶりにワカサギの氷上をやって
    みようかなと思っております。

    • muraさん、こんばんは。
      お久しぶりです。
      渓流釣りが好きな人は、禁漁になると寂しくなって春が待ち遠しくなりますよね(笑)
      シーズンオフは本当に物欲との闘いです。
      私もついこの頃、釣り道具だったりキャンプ道具だったり、かなり散財してしまって気が・・・
      ワカサギの穴釣りもいいですね。ぜひ楽しんでください。